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霊山歩 ~マンネリズムの彼方へ

男のための中年期からの健康法・アンチエイジング・散歩・登山・家族・ミステリー・etc

粉瘤の除去(前編)~病院選びから手術まで(アテローム・脂肪の塊)

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管理人の体には「粉瘤」(読み→ふんりゅう)が上半身と顔や首に数箇所ある。「アテローム」とも言われている。一般的に脂肪の塊と表現することも。数mm~数cmまで大きさは様々。

「粉瘤」とは(傷や毛穴が詰まって)(皮膚の下に袋状の構造物ができて)(その袋の中に垢や皮脂が溜まって出来た腫瘍)です。基本的に良性腫瘍なので放置しても命の危険はない。

胸にある粉瘤が一番大きくて、かれこれ30年以上の付き合い。気がつくと直径2cm位で高さ1cm程度のコブ状になっている。はっきり言って(みっともない)の一言。温泉にも行けない。

当時(昭和)はネットなど無かったので、粉瘤の情報も分からない状況だった。そこで素人判断が発動して膿が溜まっていると思い、若さに任せて強引に潰して中身を出してやった。

中身は膿とはほど遠い「酒粕に似た白く臭いもの」だった。一応、コブは潰れてパッと見は普通になったのだが、潰した際に穴が広がったようで時々臭い汁が出てくるようになってしまう。

それが20年以上前のこと。それ以来、時々、胸のシャツの隙間から不快な臭いに悩まされる日々が続く。幸いに他人から臭いを指摘されたことはないので、何となく放置して20年以上経過。

一応ブログに手術前の写真を撮ってみたが、既にペッタンコに潰れているのでよくわからないと思う。写真の指先の黄色っぽい点が粉瘤の穴です。よく見ると付近が円形に少し凹んでいます。

手術前の粉瘤

ところが最近は孫を抱っこする機会が増えたので、これは何とかしないとマズいと思った。孫から「ジジって、臭~いからヤダー!」なんて言われたら・・落ち込むのは目に見えている。

そこで粉瘤を除去しようという気分になりグーグル先生へ。「粉瘤」で検索すると(日帰り手術OK)(くり抜き法)(保険適用)という広告で溢れている。結構メジャーな腫瘍みたいだ。

「粉瘤」の摘出手術は従来の(切って除去して縫い合わせる方法)と(くり抜き法)の2種類があるようだ。それぞれメリット・デメリットがある。そしてどちらも健康保険適用の診療。

従来の切除による手術は傷口が大きくなり、手術跡が大きく残るらしい。そして傷口を縫い合わせるので、1週間後に抜糸のための通院がある。でも傷の治りは早く抜糸後が完治という状況。

切除法

対して(くり抜き法)は傷口が小さく、手術跡も目立たなくなるようだ。傷口を縫わないから抜糸も不要。従って手術後の通院はない。しかし傷口を縫わないので治りが遅い。

くり抜き法

(くり抜き法)は傷口の穴が塞がるまで2~4週間かかるらしい。管理人が最初に処置したいのは胸だから、傷跡が派手に残ってもどうでもいいのだが。どちらにしようか?迷うところ。

しかし「粉瘤」検索で出てくるのは(くり抜き法)ばかり。その日に手術して通院不要・手術は10分で終わるという宣伝文句。どうやら「粉瘤」手術は(くり抜き法)がトレンドのようだ。

でも傷から1週間で開放される切除法も捨てがたい。と言っても近所の病院じゃないと通院は面倒だ。一応近所の皮膚科も調べてみたが、ネットでは情報がほとんど得られなかった。

だんだん検索検討が面倒になってきて、(たかが粉瘤除去だし)どこでもいいやという気分に!結局はネットのトップ広告に出てくる、粉瘤処置専門のような新宿の病院に行くことにした。

そこは電話予約してからの診療になるので、フリーダイヤルにかけて翌日の10時半に予約した。平日はそこそこ空いているようだ。電話の先はコールセンターで基本的に予約のみの対応だ。

病院はオフィスビルの2階だった。2階以外は他の会社や事務所が入っているビルだ。当然だけど外観は病院らしさが全く無い。受付から待合室は明るくおしゃれなサロンという雰囲気。

待合室

内部も病院らしさ(病院臭さ)はなかった。診療室(手術室)が6~7室あるようだ。問診票を書いて5分ほどで診療室に呼ばれた。先生は若い男性だった。20代後半から30代前半に見える。

患部を見せた後に血液を採取された。そして一旦退室して待合室で待機して、また5分ほど経ったら診療室に呼ばれて手術開始となった。粉瘤の周りの局部麻酔の処置の時はチクチク痛い。

でもその後は皮膚が引っ張られている感じはするが、何をされているのかよく分からない。その間は医師から「痛くないですか?」と適宜打診がある。すると間もなく問題発生!

先生→「あれぇ?近くに2つ穴があるなぁ。あ~、袋が中でつながっているなぁ、これ、見た目は1個だけど3個分だなぁ」・「穴を3箇所開けますよ!そうしないと完全に除去出来ないので」

「こうなると本当は切開したほうがいいんだけど、抜糸にこなくちゃならないから嫌ですよね」・「分かりました、くり抜き法でなんとかやりましょう」・「難易度上がっちゃったなぁ」

ということで、ちょっと面倒なことになっている感じ。痛みはないが音は普通に聞こえる。ハサミで固いゴムを切っているような音が時々聞こえる。(ジュッ、キッ)というような音だ。

音的に袋を切り取っているのだろうか? 先生→「粉瘤は潰したり炎症を起こしたりを繰り返すと、袋がブ厚くなって丈夫になっちゃうんですよねぇ」・「根付くというかなんというか」

何となく除去に手間取っているような雰囲気だ。さすが30年以上、体の一部として付き合ってきたマイ粉瘤。最後の抵抗をしているようである。でも手術時間は短く15分位だったと思う。

手術の最後のほうで一瞬激痛が走った!(痛テテテ)と思わず口にする。先生→「あ、痛いですか~」・その後は無言で作業をしている。麻酔が切れてきたのか、麻酔が足りなかったのか?

想像すると、粉瘤が想定よりも大きかったようなので、麻酔の範囲を少し超えて処置しているのかも知れない。理由を聞いたところで不安になるだけだろうから、何も聞かずに黙っていた。

一瞬だから我慢出来たけど結構痛かった。すると2~3分後に手術が終了した。その後は止血処理が始まる。ガーゼをしてテーピングすることで、傷口を圧迫して血を止めるらしい。

止血処理のガーゼはかなりのボリュームで、相当な仰々しさで胸から2cm以上盛り上がっている。とりあえず無事に終わったのでホッとする。そして傷口の今後のケアの説明を受ける。

術後の止血処理

先生→「明日の夜まではこのままの状態でお願いします。シャワーも今日はご遠慮下さい。日常生活や普通の仕事は問題ありませんが、スポーツや飲酒は3日間は避けて下さい」

この(くり抜き法)の手術では「湿潤療法」という、傷口を体液で治す方法でケアするらしい。だから傷口が塞がるまで時間がかかるようですね。詳しくは後編で説明します。

会計は健康保険適用3割負担で「14,500円」也。そして薬(抗生物質・痛み止め・胃腸薬・軟膏)が3日分処方されて、その費用がジェネリック薬の仕様で580円。合計15,080円でした。

小さい粉瘤だと10,000円位らしいですが、今回は大きかったので割高になったようです。それと、一気に複数の粉瘤除去をお願いしたところ、それは法律的に出来ないとのことでした。

何でも保険診療では同じ病院で月1回しか手術が認められないそうな。もう一つ除去したい場合は違う病院ならば、保険診療の手術が出来るらしい。でも病院のハシゴはしたくないなぁ・・。

とりあえず、来月まで待って今度は耳の後ろの小さな粉瘤をとってもらおうかと思う。次回(後編)は手術後の経過報告や民間保険の申請手続きについてアップします。ではまた。

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