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「トレッキングポール」①~管理人流の使い方~

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ハイキングの道具の最初の投稿になります。その最初に紹介するアイテムは「トレッキングポール」です。

この「トレッキングポール」ですが昔の登山用品にはなくて、最近普及したアイテムの一つとなります。

管理人が数年前に登山を再開して山で登山者を見た時、「スキーのストックみたいな杖を使っている人が多いなぁ」という印象でした。転ばぬ先の杖か?

杖を突いて歩く=弱い=老人・・というイメージがありましたので(意地でも使わないぞ)というような頑固オヤジを2年ほどやっていましたね。

ところが加齢のせいもあって歩くペースが遅くなっているようで、杖を突いている人たちにどんどん抜かれて行く始末で情けないことになって・・。

そのうちに一時的に膝が痛くなった期間があったので、不本意だけど「トレッキングポール」を試してみることに!

「トレッキングポール」は片手用の1本使用と両手用の2本使用があって、管理人は2本使用の両手用を選択して購入。

長さ調整ですが上り坂を長いポールで使うとグリップの位置が高くなり過ぎてしまい、ポールが短いと下りの傾斜では地面に届かず支えになりません。

従って管理人の場合は上りはポールを短く90~92cm位にして登り、下りは目一杯長くして体重の一部をポールで支えバランスをとりながら下ります。

↓長さ90cmと125cm

ポールの適切な長さ

ちなみに長いポールで上り坂を登ると使いづらいだけでなく、その姿は水戸黄門様みたいで滑稽な感じになりますよ。

ポールを突く方向や角度等(ストックワーク)は色々説明はありますが、理屈ではなくて実践して習うより慣れろというのがマスターする近道。

使い方ですが杓子定規に考えすぎてギクシャクするよりも、自分が使いたいように使えばよろしいのです。自転車を乗るのも理屈よりも感覚ですよね。それと同じです。

とにかく使ってみて使用回数を重ねて色々と試してみれば、自分に合った使い方が自然に身に付くはずです。今の管理人は無意識に突きたい所に突いてという使用方法です。

最初の登山では足腰の負担を腕力でカバーしようと腕に力が入り、腕がパンパンの筋肉痛になってしまいました。

二度目はスキーと同じようにポールの先端を地面に置くだけのイメージで軽く突いて、体重は極端に預けないで使用してみるといい感じになりました。

要するにバランスをとることを主目的としての使用です。手すり等の代わりに「トレッキングポール」を使って身体を安定させるイメージ。

勿論、急傾斜の上りや下りの大きな段差では一時的に体重を預け支える使い方もあるので、そのような場合も「トレッキングポール」は非常に便利で助かります。

岩と岩を乗り移る時の安定のための支えが欲しい時など、バランスを必要とされるシーンでは大変に重宝します。

さて、そのビフォーアフターですが「トレッキングポール」を的確に扱うと、脚の筋肉疲労がかなり軽減されることを実感しました。

極端に体重を預けていないのに(極端に腕力を使っていないのに)脚の負担が減った感じ。

たぶん「トレッキングポール」でバランスをとるから、バランスを司る脚の筋肉が温存されるから疲れないということですかね。

ですから逆に日常の階段では「トレッキングポール」がないので、何となく不安定でグラグラして歩いているような感覚もあります。

「トレッキングポール」をまだ使ったことのないハイカーは是非使ってみることをお勧めします。

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