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「天覚山」~ゴールデンウィークでも静かな山だった

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前回の更新が4月8日ですので約47日ぶりの更新です。このブログを始めて最長のブランクとなってしまいました。以前気にしていた「更新しなくては」という意識から脱皮した感じです。

まぁ、更新義務感に囚われてのブログ運営はキツイですから、時間がない時は更新もしないというのが自然で精神衛生にもいいですね。しばらくはマイペースでこんな感じになります。

さて、年末から色んなことがあってハイキングどころではありませんでしたが、5月の連休に約半年ぶりに奥武蔵の低山に出かけてきました。昨年11月の「三頭山」以来のハイキングです。

紹介するのは奥武蔵の「天覚山」(てんかくさん)標高445,5m。(天覚)という名前が示す通り昔は修験者の修行信仰の山だった。頂上付近にはその名残の大峯神社跡の岩があります。

「天覧山~天覚山~大高山~伊豆ヶ岳」の縦走をなんちゃって(飯能アルプス)と言われているらしいですが、今回は久しぶりなので縦走はせず「天覚山」のみの楽ちんコースにしました。

5月4日に池袋発8:05の快速急行の西武線に乗り(東吾野駅)へ向かいます。ゴールデンウィークだから途中から車内は満員になりましたね。管理人は始発で乗ったので座れましたけど。

乗客ですが登山者1/3・観光1/3・帰省その他1/3という感じ。東吾野駅で下車する時も車内は満員に近かったので、皆さんはさらに先の秩父や長瀞方面に行くようです。お疲れさまです。

駅前

東吾野駅のロータリーは既にトレラン系の人たちが沢山いた。彼らは駅まで車で来て駅の駐車場に駐車してから出かけるらしい。個人的には山中でトレラン団体とは遭遇したくないです。

トイレで用を済ませて出発しようとした矢先に通り雨がパラつく。青空が見えているのに一部の雲が雨を降らせているようだ。「天覚山」山頂までは1時間だから慌てる必要もない。

15分位待つと止んだので出発です。トレラン組はどうやら反対の対面の山の方向へ行った模様。「天覚山」は線路を挟んで南側ですが、北側は人気の「顔振峠や関八州見晴台」になります。

先ずは線路を渡ります。「天覚山」の登山道入口までのルートは所々に案内看板があるので迷うことはないです。田舎の風景を観ながらの歩きも久しぶり。とっても気持ちいいです。

案内標識

登山コースに入ると早速ウグイスの(ホーホケキョ♪)が響き渡り癒やされます。5月連休だというのに自分たち以外に登山者は誰もいない。このまま静かな山旅が続くことを願いたい。

花

人気の山だと(登山道渋滞)(山頂混雑)(団体の話し声が騒がしい)という残念な一面がありますからね。都心は人混みだらけで最近は外人だらけ。山で人混みは味わいたくないですよ。

地図

登山コースは途中から(沢コース)と(尾根コース)に分かれています。行きは左側の(沢コース)で帰りは(尾根コース)を選択。その左の(沢コース)ですが、沢は見えず音も聞こえず。

「沢コース」は期待は外れだった。沢が枯れたのか、登山道から離れているのか?単なる普通の(沢など関係ない)山道でした。再就職後に5kg痩せたおかげで足取りが軽いような気がする。

登山道1

低山だから勾配も緩いのだろうけど軽やかにスイスイ進む。息も上がらずいい感じだ。荷物も含め身体が重いと上りは汗だくになったものだが、とにかく今回は汗があまり出ないし楽だった。

山頂看板

そんな身体の軽さもあって、あっという間に頂上に着いてしまった。山頂は意外にも眺望がそこそこ良い。先客は1人。この山にして良かった。連休に静かな山頂を満喫させてもらえそうだ。

山頂1

今日はここでゆっくりランチをいただき、のんびり下山するだけの予定。その後も頂上では数人しか休憩せず静かな状況がずっと続いてくれた。本当に神様に感謝感謝です。ありがとう。

大山方向

「天覚山」からは大山~丹沢~奥多摩の山々を見ることができる。今日は何となくモヤっているので富士山は見えない。たぶん空気が澄んだ日なら富士山も見えると思います。

奥多摩方向2

山頂の端のほうに大峯神社跡の信仰の岩(御神体)がありました。放置されて100年以上経っているような雰囲気です。その昔は神様と崇められていた岩だと思って触ると感慨深いですね。

御神体

下りは(尾根コース)から帰りました。尾根と言っても南アや北アのような標高が高い尾根のような眺望は期待出来ません。ここは標高数百mの低山の尾根ですから木々に囲まれています。

低山の尾根

ところで、下り始めて20分位で下腹部に刺し込みが発生。ヤバイ、トイレに行きたい!という感じに。駅が何時間も先ならば山中で決行しちゃうのですが、30分位ならば我慢しようと思う。

下りは(下)痢系の腹痛との闘いになりました。下りだから下痢?ダ洒落を言ってる場合ではなくて本当に漏れそう。下腹に力を入れるとダメなので踏ん張りが利かない。結構辛いなぁ。

平地に戻ったらひたすら早歩き小走りに。無事に東吾野駅に到着してトイレに駆け込むと、何と「ウォッシュレット」が付いているじゃないですか。ありがたや~。そしてスッキリです。

実は駅の規模から(和式トイレ)も覚悟していたので、この最新仕様のトイレには驚きましたね。ということで(東吾野駅)のトイレは綺麗で最新式である、ということは特記しておきます。

とは言っても、売店もコンビニも何もありません。驚くことに駅及び駅周辺にはお店が全くありません。飲食店は勿論のこと何かしらの小売店もありません。それもお知らせしておきます。

以上で「天覚山」のハイキングレポートは終わりです。「天覚山」、静かで雰囲気あっていい山でした。真夏になる前にもう一度奥武蔵方面に出かけたいと思います。それではまた。

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