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霊山歩 ~マンネリズムの彼方へ

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ポータブル赤道儀・スカイメモS~素人初心者のレビュー・199円のバッテリーが使えた

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イマイチな天気がずっと続いていますね。8月から休日は雨降りばかりで何も出来ずです。このように悪天候が続くと物欲がムズムズしていけない。

その物欲に負けて天体写真撮影用に自動追尾の電動「ポータブル赤道儀」を買ってしまいました。一昔前までは「電動赤道儀」は高嶺の花で安くても○十万円したものです。

それが今では2~3万円から手に入ります。誰でも気軽に買える金額になっているので、我慢出来ずについつい出来心でポチッてしまいました。ケンコー「スカイメモS」という赤道儀です。

と言っても相変わらずの悪い天気が続いているので一度も使えずに眺めているだけの状況です。そもそも雲があると星は見えないし、大きな月が出ていると明るすぎて撮影には向きません。

使うチャンスがないのならばと思い「スカイメモS」の周辺機器やその他情報を得ようと調べてみても、天体写真撮影道具はマニアックな世界だから商品の情報は意外なほど少ないです。

初心者として何か不具合を感じても、熟練マニアには大した問題には感じないかも。そういうことで素人初心者の目線で本体や周辺機器の簡単なレビューをやってみようと思います。

管理人は「スカイメモS」本体にオプションの「微動台座&アリガタプレート」と「バランスウエイト1kg」を購入しました。その他に三脚・カメラ・自由雲台は必須になります。

微動雲台

先ずは三脚に微動雲台をセットします。SLIKの「SMH-250」という商品で角度を35度にしておきます。赤道儀の極軸は北極星で合わせます。北極星は大体35度前後の上空にあるのです。

微動雲台とスカイメモ

ですから最初から35度の上向きにセットしておけば微調整で北極星を捉えることが出来ます。その微動雲台にスカイメモS本体を蝶ネジを回して取り付けます。

ちなみにスカイメモSのオプションには専用の微動雲台がありますが、評判がよろしくないので「SMH-250」にしました。後述しますが「SMH-250」も良くないことだらけでした。

微動台座&アリガタプレート

次に本体に「微動台座&アリガタプレート」を付けます。これが無いとカメラを付けたまま極軸を合わせることが出来ません。極軸を合わせてからカメラを付けたら極軸がズレそうです。

ですから使い勝手を考えた場合「微動台座&アリガタプレート」は必須アイテムとなりますが、鉄製のこんなものが実売価格で1万円もするというのはボッタクりとしか言えないレベル。

せいぜい5千円程度でしょうね。構造的に他のメーカーの同様の商品と互換性があると思います。横からネジで締めるだけのものですから他社製品や類似品の安い中古を選ぶのが賢明かも。

丸い二つの出っ張りは付属品の(明視野照明)と社外オプションの(明視野照明アダプター)です。「微動台座&アリガタプレート」を付ける場合は(明視野照明アダプター)は必須です。

↓実売価格1,500円位、これも高いな

明視野アダプター1

(明視野照明)とは暗闇で極軸望遠鏡内部のガイド線を見えるようにする照明です。明るい時はガイド線が見えますが暗闇では見えなくなってしまい極軸合わせが困難になります。

「微動台座&アリガタプレート」を使用するとカメラを付けたまま極軸望遠鏡が使えますが、残念なことに付属の明視野照明は使用出来なくなってしまうという中途半端なオプションです。

明視野アダプター2

そこで社外品で「微動台座&アリガタプレート」に対応するアダプターが販売されています。確かメーカー純正のアダプターは販売されていないというマヌケでアリガタくない話なのです。

この「微動台座&アリガタプレート」の下部に「バランスウエイト」のシャフトをネジ込みます。そして「微動台座&アリガタプレート」に(自由雲台)を付けてそれにカメラを載せます。

赤道儀完成

バランスウエイトはその言葉の通りで(カメラとのバランスをとる)ためのものです。このバランスウエイトとシャフトも実売価格5千円超え。高い、高過ぎるなぁ。単なる鉄ですよ。鉄!

ここで問題が生じて微動雲台のSLIKの「SMH-250」とスカイメモSの接合部分のネジが突然弛んだ。意図しない方向に向いてカメラが垂れさがって一瞬パニックになりましたよ。

バランスウエイトとカメラをシーソーさせると、スカイメモSまで動き出してしまう。渾身の力を込めて蝶ネジを回して固定しても重さに負けてネジが弛んでしまう。これでは使えない。

「SMH-250」の固定する台座部分が細くてアルミ素材でツルツルしているのが原因かな。台座面積を広くしてコルク素材にすれば吸い付きが良くなり少々なことでは動かなかっただろうに。

台座

そして「SMH-250」は微調整も非常にやり難い。高度と方位にそれぞれ与圧ノブと微動ノブがあって計4か所を操作しないと決まらない。中途半端だとガタガタしてしまい撮影なんて無理。

台座2

実際の撮影日の暗闇でこれを完璧に使いこなすことは管理人には出来そうもない。これを購入したのは失敗だ。何か対策を考えないと。35度台座を自作して普通の微動雲台を使うか?

最後にバッテリードライブについてお話します。スカイメモSは単三電池4本で動きますが、その電池がとても入れ難いのです。ギチギチにきついので長い間には左右の爪が壊れそうな気配。

乾電池の場所

乾電池の蓋も上手く閉まらない。最初からバカになっている感じ。ちゃんとロックしないぞ。さすが中華製。そう、このスカイメモSは中華メーカーで製造販売されている商品なのです。

乾電池の蓋

そのOEMとしてケンコーが販売元になっているだけです。要するにケンコーは他人の褌で相撲をとっている訳です。アメリカのアマゾンでは(スカイウォッチャー)名で販売されています。

安いだけあって乾電池の部分はなるべく触りたくない感じ。そこで乾電池を使わない場合は外部のバッテリーを使うことになります。ところが適合バッテリーの情報が少なくて困ります。

メーカーの推奨するバッテリーはEM-L544Bという4,400mAhという低スペックなんだけど3,000円以上もする代物。3千円は高い。スペック的に妥当な価格は千円程度だろう。

最近のスマートフォン等に対応する10,000mAh以上の2Aで急速充電が出来るようなモバイルバッテリーは、バッテリーの保護回路が働いて使えないということは判明している模様。

根気よくネットで調べると2,600mAhのバッテリーが使えたという情報を見つけた。しかし最近は2,000~4,000mAhで1A供給という低スペックの充電器は探すのが大変。

そこで近所のディスカウントストアで物色してみると、何と(299円)で2,600mAhで1Aのモバイル充電器が安売りしている。当然ながらソッコーで購入して接続実験してみた。

バッテリー実験

人柱実験の結果は12倍速で10分以上動いていたので問題なし。凄いラッキーだった。後日にもう一度そのストアに行ったらさらに値下がって(199円)になっているではないか。

モバイルバッテリー

またまた衝動買いしてしまった。この充電器は500回使えると記載されている。天体写真を撮ると言っても頑張って月に1~2回程度か。月2回として年24回。10年で240回。

管理人は61歳。20年後の80歳でも使えるってことか。それまで生きているかどうか微妙。それならば2個は必要なかったということか。80歳の自分なんて考えたくない。

ということで、1Aで3,000mAh以下のバッテリーならばどの商品でも中身の構造や回路は同じだろうから、メーカー問わず(たぶん)スカイメモSに使えると思います。

ですがもし、そのようなモバイルバッテリーを使用してあなたのスカイメモSが壊れてしまっても、当サイトでは責任は一切負えませんのであしからず。あくまでも自己責任ですよ。

スカイメモSでバッテリーに困っている方は参考にしてみて下さい。以上レビューでした。

Amazonでポータブル赤道儀を物色する

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