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霊山歩 ~マンネリズムの彼方へ

男のための中年期からの健康法・アンチエイジング・散歩・登山・家族・ミステリー・etc

ナナハンで事故った時のスローモーション(タキサイキア現象?) その① 状況

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遡ること35年以上前の交通事故の話・・・夜の8時頃だった。Z2(カワサキZ750RS)で東京から埼玉方面に向かう途中の出来事。荒川を渡る笹目橋でそれは起きてしまった。

片側3車線の左側車線の真ん中を走行中に前方のトラクター+トレーラーの大型車が車線を塞ぐように右方向に向いていたので、それを避けて前に出ようと左に寄って直進したら・・

突然、トラクターの真横が行くてをさえぎるように目の前に現れて。ガチャーン・ドッカーン・グルグル・ドッスン!実際は音は聞こえてなかったような覚えていないような。

トラクター(運転手が乗ってる部分)だけが、牽引しているトレーラーよりも深く曲がるからタチが悪い。先だけがガクンと曲がって進行方向を遮られてしまった。

事故詳細図

この日は何となく体調がダルい感じでボーっと走っていた感じ。そんなことで前方不注意もあったが、それよりも酷いのがトラクター+トレーラーの蛇行運転だった。

橋の手前のやや狭い所沢方面の抜け道に入るために、一度逆方向に膨らんで急ハンドルで戻して向きを変える大型車特有の挙動。右に進路変更したように見せかけての左への急転回だ。

運転経験を積んだ今ならそのような動きを事前に予想して回避できたかも知れない。まだ20代前半の青い時代だったので仕方ない。てっきり単なる進路変更だと判断してしまった。

ダメだ!衝突する、と思った瞬間、衝突まで残り1m位のところで、映像がスローモーションのようなコマ送りになりコンマ〇秒が数分に感じた。これを(タキサイキア現象)と言うらしい。

その時の思考や映像は今でもはっきりと覚えている。その時の精神状態はパニックとは逆でした。(ぶつかる)と認識した時、異常なくらいに冷静で頭の中はフル回転状態になりました。

最初は親や兄からの説教されるシーンが浮かびましたね。→「ほら、事故ったではないか、あれだけオートバイは危ないと言ったのに」(言うこと聞かないからこうなるんだよ)とね。

接触した瞬間は「やっちまった、オレの大切な大事にしていたZ2が壊れる~」という絶望感に支配されて、続いてさらに「一体自分は何をやっているのだろうか?」これは夢か?

そして頭の中に色んなことが走馬灯のように浮かんでは消えてと、沢山の思考が駆け巡ります。それと同時に目では少しずつ迫ってくるくるトラクターのボディを見ています。

スローコマ送りでトレーラーの助手席付近が近づいてくる。目だけはその状況を捉えて判断しているのだが、どうしても身体は動かすことは出来ない。体だけは固まっている。

そう、漫画のジョジョ奇妙な冒険第三部のディオのスタンド能力(ワールド)で時間を止められた中で、身体は動かせないが目だけが動かせる主人公の承太郎のようだ。

ぶつかった場所はトラクターの助手席付近の前輪タイヤ右側の近くだった。目の前の映像はスローモーションだから何がどうなったかは鮮明に見えている。

最初は右肘をボディに肘打ちしているような格好でぶつかり、次に右足の膝が車体のボルトナットにぶつかるのを確認。頭や顔はぶつからないように懸命に腕に力を入れて回避したつもり。

スローモーションの中で自由に動けないけど、意図的に腕に力を入れて踏ん張って衝突に備えることは出来た。その瞬間に踏ん張った記憶がある。不思議な現象はここまで。

その後は衝撃で吹っ飛ばされる。吹っ飛んで空中にいる時は正常の時間に戻り景色も流れて目が回る感じでした。怪我は右足の膝の骨折で皮膚が裂けて骨が露出していたようです。

この時に救急車に初めて乗り、人生で初めての入院という記念すべき日になりました。全然ありがたくない記念日ですが、入院という体験はその時が最初で最後となっています。

その後は膝の傷の治りが悪く2ヶ月ほど入院生活を余儀なくされました。頭や顔の打撲や傷は一切なくて右肘と右膝の怪我は事故の瞬間の記憶の通りでしたね。

次回はタキサイキア現象の定説と実体験の違いを検証してみます。

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