新郎父として結婚式までに準備しなくてはならない最重要なもの→そう、必ず行う挨拶の内容です。新郎新婦の両家を代表して行う「新郎父の挨拶」の文章です。
結納式と同じように忌み言葉は避けて文章を考えます。最初の出だしと最後の締めは定番な言葉があるのでそれを引用します。問題は文の中間の部分です。ここは考えなくてはならない。
「簡単に簡潔にサラッと流す」という人もいれば、「息子との感動的なエピソードをドラマチックに話すべき」という意見もあって最後まで迷いました。時間と話す内容の組み立てです。
ネット上にも色々な見解がありましたね。前日まではドラマチックに話す方向で準備していましたが、それをやるとトークタイムが約5分もかかる感じ。もう少し短くしたいところだ。
何とか3分位にしたいので話を簡略にすると感動的にならない。ただ話せばいいという問題でもないしどうしようか?そんな思いを巡らせながら式の前日の仕事帰りに床屋で散髪。
その床屋でマスターから「新郎父の挨拶は簡単にするんでしょう?」そうしないと、その直前の新婦から新婦のお父さんへの手紙の演出が台無しになりかねないですよ。とアドバイス。
マスターは先日娘の結婚式で新婦の父親を演じている。なかなか説得力があり(なるほど)と思ったけど、まだその時は息子との感動的なエピソードのトークは捨て切れなかった。
自宅に帰り夕飯食べて一風呂浴びて落ち着いたのが午後9時頃でした。もう一度原稿を見直して訂正してシュミレーションするも4分かかる。どうしよう?何度読んでも4分以上は経過する。
そのうちに面倒になったのと床屋のマスターの話が気になりだして急遽、午後11時に原稿をサラッと流す方向に書き換えましたね。おかげで、暗記する時間はなくなってしまいました。
明日は紙を見ながらの挨拶だ。新しい原稿だとキッチリ2分で読み終えます。・・もう遅いしこれでいいや。ということで寝ましたよ。そして結果は簡単簡潔な文章に直して大正解でした。
床屋のマスターの話の通りでした。管理人が話す前のイベントは、新婦から父への手紙でお涙ちょうだいの感動のシーンでした。管理人の結婚式の時代にはそんな演出は無かったと思います。
そのような演出が無いならば新郎父の感動的エピソードの話もありですけどね。たまたまですが、床屋のマスターのアドバイスには感謝です。危うく感動をぶち壊すところでした。
式のシナリオで一番の感動的な部分が新婦から父への手紙のイベントです。主役はどちらかと言えば新郎よりも嫁いでいく「新婦」さんなんだと式の最中に肌で感じましたね。
そして、その直後に「続きまして新郎のお父様より挨拶を」と続けさまに順番がやってきます。この流れだと簡潔にしたほうが絶対にいいですよ。
ということで「新婦からお父さんへの手紙」を読むシナリオがある場合は、新郎父の挨拶は簡単なものにしましょう!3分以内が持ちタイムです。簡単にサラッと流して終わりにしましょう。
次回は結婚式の当日の状況をお伝えします。
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