一般的に朝食を食べる人が大多数だと思います。昔から朝食をしっかりと食べることが奨励されていますしね。朝食を食べる子供のほうが成績が良いという、科学的検証結果もあるようです。
ところが管理人は若い頃は体質的に朝食は食べられなかった。低血圧のせいか寝起きは食欲が全くなくて、午前中は身体が眠っている感じ。水分補給とリンゴ1個が毎日の朝の食べ物だった。
だから、オカズとご飯やパンをガッツリ食べるなんてことは滅多になかった。でも食べないのは不健康であるという教育もあったので、健康のためだと思い無理して食べることもあった。
しかし無理して食べた時は、決まって気持ち悪くなり具合が悪くなったものです。一番困ったのは小学校の泊りの臨海・林間学校の時ですね。ほとんど強制的に食べさせられた記憶がある。
昔の昭和30年~40年代は奨励されていることが出来ないと悪者。皆と同じでないといけない時代でした。そう、給食を残したら放課後に居残りで、食べるまで帰してくれなかったですよ。
給食を残すことは絶対に許されなくて、食べないと下校させないという封建的な教育でした。また意地悪な同級生が○○くんは給食を残しました、と、一々先生にチクるような奴もいました。
そういうチクり同級生は本当に嫌な奴だと思った。給食完食の強要は(わがままな好き嫌いを矯正するため)と(食べ物を大切にさせるという趣旨)の教育だろうな。でもやり過ぎでしたよ。
管理人は豚肉と牛肉が苦手で、食べると嘔吐するようになっていました。原因は幼少のころに肉を食べて嘔吐したのがきっかけです。体調が悪かった時に、たまたま肉を食べて吐いたのです。
それ以来、肉の臭いと風味がトラウマになり、飲み込んだ瞬間に吐き気を催すようになってしまった。だから食べれるわけがなくて、給食に肉が入っていた時は暗く憂鬱になりましたよ。
学校給食ですが何故かパンだけは、残して持ち帰って良いことになっていました。それで隙を見て肉をパンの中に隠して、それで持ち帰ったことは今も忘れられない。暗い給食の思い出。
当時はアレルギー云々なんて関係なく個人の体質も関係なくて、教育という名目で残さずに食べることを強要された時代でした。無茶苦茶です。今、振り返ると本当に頭に来ますね!
思い出す度に腹が立ちます。完食しないと帰さないのは、まさにイジメでした。現代では常識の食物アレルギー。それを無視したナンセンス教育。酷いアレルギー体質だと死に至りますよ。
その給食完食強要が原因で体調を崩したり、急変して亡くなったりする生徒さんもいたと思う。知らなかったとはいえ、行き過ぎた完食強要で生徒を殺してしまった先生はいるだろうな。
いや、そういう教育者は絶対にいたはず!・・おっと、話が大きく脱線してしまいましたね。理不尽な給食完食強要のことを思い出したら、止まらなくなってしまった。いかん、いかん。
こういう負の教育の時代があったことは、とりあえず書き残しておかないとですよ。50年以上前の小学生の頃で、モロに被害者だった管理人。あれで性格が少し曲がったような気がする。
さて、朝食の話に戻しましょう。管理人は朝食を食べると調子が悪くなる体質でした。朝食をガッツリ食べると先ず(貧血)みたいになり、倦怠感とともにお腹のあたりが重くなってくる。
(貧血+ダルさ+お腹が重い感じ)で立っていられなくなるのです。横になって寝る姿勢が一番楽です。それでも無理して行動すると、そのうちに気分が悪くなって嘔吐することもあった。
こんな感じだから50歳頃までは朝食はリンゴ1個です。リンゴは身体に良いと信じていたので、とりあえずリンゴだけは食べるようにしていました。そのリンゴも実は問題ありでしたね。
皮肉なことにリンゴは管理人の体質には合わない高FODMAPでした(FODMAPについての詳細はこちらの記事を参照下さい)・・おかげさまで通学・通勤途中で何度も腹痛に襲われました。
高FODMAP(リンゴ)を食べて「過敏性腸症候群」になって下痢をする・・。これを知ったのが1年前です。リンゴってお腹に優しい最高の果物であると、60年以上も信じて疑わなかった。
ついてないというか、踏んだり蹴ったりというのは、まさにこういうことなんですね。何十年も朝食にリンゴを食べて下痢して・・。朝は下痢するのが当たり前だと思い込んでいましたよ。
ですから朝食を普通に食べても調子悪くなって、リンゴを食べても腹痛が起きるものだから、元々胃腸が弱くて朝が弱い体質なんだと判断するしかなかった。ホント、呪われた朝食ですわ。
その後は60歳で退職してからは仕事に行かないので、調子が悪くなっても構わないという気分でガッツリ朝食を食べてみました。その場合は食後2時間は身体が使い物になりませんでしたね。
若い頃と違い(貧血+ダルさ+お腹が重い感じ)+(動悸)となり、「動悸の症状」が加わりました。こうなると、一時的に仮眠するしかありません。それでも先日まで続けていましたよ。
「動悸」の症状は血糖値の関係だと思うけど、昼食や夕食に比べて朝食後は動悸が強く出ました。朝7時に食事して、8時に調子がおかしくなり、10時まで仮眠して、それでようやく正常に。
カミさんは昔から朝食を食べる派なので、それに付き合うような感じで続けました。まぁ、夫婦のコミュニケーションの一環として、一緒に朝食を食べるという有意義な意味を含めてです。
ところが最近になって再就職を考えるようになりまして・・。このまま再就職してどうなのよ?午前中の仕事は出来るのか?・・そう、今の体調では仕事に就く自信が持てなかったですね。
それで10日前から朝食をガッツリと食べるのは中止にしてみました。食べないとどうなるのかの実験です。食べなくても大丈夫ならば朝からの仕事に就ける。ダメなら考え直すしかない。
食べないとは言っても、コーヒーとバナナ1本は食べます。バナナは高FODMAPではないです。すると、当然と言えば当然なのですが(貧血+ダルさ+お腹が重い感じ+動悸)が一切出ない。
その後のウォーキングも足取りが軽いのでびっくり。懸念していた空腹感もそれほど感じない。一番驚いたのは1日を通して(不整脈・動悸・息切れ)の症状が極端に減少したのです。
「近年の(動悸・息切れ)の原因が朝食にあり」、だったとは・・。言葉が出ないです!・・とある医師の話ですが腸内リズムがあって、午前中の身体は排泄作用の時間帯であるらしい。
排泄とは(疲労物質・毒素・老廃物)等の不要なものを体外に出すこと。ちなみに腸内リズムの午後は栄養補給の時間帯となり、20時から翌朝4時までの間は吸収の時間帯になるそうな。
その排泄の時間帯に朝食を食べるということは、排泄作業中に栄養補給をすることになるので負担が増えるわけです。管理人はこの説には体質的・体感的に妙に納得してしまいました。
腸内リズムの排泄の時間帯は、ガッツリ食べずに排泄に専念させるのが良いらしいです。でもカミさんも含めて朝食を摂っても平気な人はたくさんいます。だから体質もあるかなと思います。
管理人は排泄と吸収を同時に行うというのが苦手な体質であるような気がします。管理人のような虚弱体質者が朝食を食べるから、排泄吸収が進まず具合が悪くなるという仕組みですかね?
それと健康は腹八分目ということは昔からよく言われます。八分目は80%で腹一杯は120%として、3食を八分目食べたら(80×3=240%)で、腹一杯食べたら(120×3=360%)です。
二食を腹一杯食べたら(120%×2=240%)で、1日トータルでは3食腹八分目と同じ240%。だから1日2食で良いという考えを提唱する医師もいます。昔の管理人は2食で大食いでしたね。
そこで1食につき腹一杯(120%)ではなくて腹十分目(100%)にして1日2食すると、3食八分目(240%)よりも少ない(100×2=200%)なのでダイエット効果が期待出来そうです。
また、絶食や断食は健康に良いという考えがあり、絶食や断食して強制的に内蔵を休ませることがメリットとか。朝食を食べないということは16時間以上を絶食していることになります。
ここまで(朝食を食べないメリット)の話ばかりをしましたが、世間の大多数は朝食は絶対に食べるべきであるというのが定説なんですね。冒頭に話した子供の成績も食べたほうが優秀です。
そして我が家も朝食を食べないのは管理人だけです。アスリートだった息子たちは朝食は大事なエネルギー源でした。それも含めて考えると、理屈ではなくて体質なのかな?と思います。
管理人は朝食を抜いてからは良いことずくめ。それをまとめると→①午前中の調子が良い②不整脈(動悸)等の症状が減少③疲れなくなった。 ホント、ヘタなサプリよりも抜群の効果です。
現在、何か体調の不具合を感じている人には朝食抜き生活を試してもらいたいです。特に不整脈の人、試す価値ありですよ。でも水分補給だけは時間に関係なく摂って下さいね。ではまた!
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