自力では失敗したので自宅近くの禁煙外来を扱っている診療所へ行くことに。平成22年ですから遡ること○年前の話です。当時は健康保険適用で卒業までの自己負担料金は約2万円でしたね。
タバコとも今生の別れと思い診療所の玄関前で駆け付け2本吸って受付へ。すぐに診療室に案内されて血圧と息の一酸化炭素濃度の計測。吸った直後だからタバコ臭が漂っていたと思う。
案の定「タバコ臭いので吸ったばかりのようですので血圧は高い数値が出るかもですね」と医者からのお言葉・・で、上が100で下が60・・タバコ吸った直後なのに相変わらず低い。
元々低血圧気味だから血圧を上げるために吸っていたとも言えるのだが・・。このまま禁煙したら血圧はどうなるんだろうか?息の一酸化炭素の濃度は吸ってるのだから高いに決まっている。
この頃はニコチンパッチの処方が主流で当然ニコチンパッチをススメられると思いきや、飲み薬のチャンピックス処方を提案されて戸惑う。いきなりの想定外の飲み薬はいささか抵抗がある。
ニコチンパッチはニコチン中毒者にニコチンを貼ってニコチンを供給して、タバコを吸わないでも禁断症状が出ないようにするやり方。ニコチンを供給することは変わりはない。
一方飲み薬のほうはニコチンを吸収出来ない成分と、ニコチンの代わりに代替え成分によりニコチンと同じような安らぎを与え禁断症状を緩和するとか。こちらはニコチンを断つ方法だ。
しかも飲み薬の場合は薬を飲み始めて1週間は好きなだけタバコを吸ってもいいと言わる。飲み薬には抵抗あったけど(吸ってもいいという誘惑に負けて)医者のオススメに従うことに。
その時に「誓約書」を書かされました。確か(1週間後には必ずやめます)みたいな内容だったかと。そのような誓約書を取り交わす儀式もビックリでしたね。さすが禁煙外来って感じ。
さて、その飲み薬のチャンピックスですが、飲んでからタバコを吸うと{なんじゃ、この味は?!}というクソ不味いタバコの味になります。大好きなタバコとはまるで別物になる。
タバコを初めて吸った時の感じにそっくり。煙を吸っているという感じ。タバコの銘柄とか関係なく単なる煙の味しかしない。違う言い方をすればタバコへの味覚障害になったような。
しかし習慣とは恐ろしいもので不味くても1週間吸い続けましたよ、はい!食後の一服もクソ不味くなりましたね。でもしっかり1日30本吸い続けました。吸っていいんだから吸います。
この続きはまた次回に!
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