10年位前から夜中に尿意を感じ必ずトイレに起きるようになる。近年は3時間おきにオシッコのためにトイレに行くようになってしまった。残念だが老人化の進行は止められない。
「砂糖摂取制限」でオシッコのキレはやや改善したものの、夜中にトイレに行きたくなる感じは相変わらず。昔のようにぐっすりと朝まで起きずに寝てみたいものだ。
2~3時間おきにトイレに起きるということは、就寝中に2~3回トイレに行くということ。一番眠りの深い時に起きることになるので、何となく睡眠不足の目覚めとなる毎日。
昨年の秋に背中が痛い時期があって、やむおえず痛み止めの「ロキソニン」を服用て床に就く。すると5時間以上トイレに起きず気持ち良い睡眠となった。たまたまの偶然だが新発見の効能。
どうしてトイレに行かずに大丈夫かというと、「ロキソニン」は腎臓の血流を低下させて尿を少なくしてしまう副作用があるらしい。なるほど、尿が膀胱に溜まらないから尿意がしないのだ。
それ以来は時々「ロキソニン」を背中の痛み止め+頻尿防止で使用。でも腎臓の機能を低下させる副作用が怖いので使用を中止。薬を長期使用するのは耐性が出来てしまうので避けるべきだ。
「ロキソニン」はキャンプや旅行の時のとっておきの睡眠薬代わりとして、それまでは使用を控えようと思う。キャンプ中に夜中に遠く離れたトイレに起きて行くのはうんざりですからね。
その後は別の対策がないかと(前立腺)(頻尿)(目のかすみ)等のキーワードで検索してみる。すると漢方薬の「八味地黄丸」が目に留まる。漢方薬だから長期服用が可能。
早速、注文して3日前に手に入れる。本来は一日3回で食前又は食間に一回4錠服用であるが、とりあえず夜に寝る前の直前に一回分を服用してみた。一錠の大きさは直径約9mm。
するとその日は6時間トイレに起きなかった。いつもの尿意がないから起きない。一昨日も昨日も寝る前だけに服用して7時間以上トイレに起きなかった。凄い!管理人には画期的な効果だ。
同じ歳の妻にも勧めたが何故か妻にはイマイチ効かなかった。たぶん漢方や東洋医学の概念の陰陽・虚実・寒熱等の体質が自分とは違うので彼女には合わないのかも。
ちなみに「八味地黄丸」は陰陽:(陰)/虚実:(虚)/寒熱:(寒)/気血水:(血虚・水毒(腎虚))という体質に合うようだ。漢方薬は個々の体質を重視するので合わない人には合わない。
管理人は色々なことを試して体質改善に努力してるが、元々は(体力は無いほうで)(痩せ型)の(虚弱体質)で(手足が冷える)タイプ。ちょうど体質に合う漢方薬のようだ。
この漢方薬は老化によって柔軟さを失い冷たくなっている腎臓や膀胱に柔軟性と暖かさを与えるらしい。そのような働きで腎臓や膀胱の機能を改善させるのが目的の薬。
要するに硬くなって柔軟性のない膀胱は少量の尿でも満杯になってしまうということ。加齢によって膀胱の収縮が弱まった結果、膀胱の容量が少なくなったということだ。
管理人には絶大な効果をもたらしてくれた「八味地黄丸」ですが、体質が合わない人が服用すると副作用もあるので注意して下さい。また生薬アレルギーも要注意です。
体力がある人、暑がりでのぼせがある人には合わないとあるので、そのような体質の人には不向きの漢方薬となります。誰でも効くというわけには行かないのが漢方薬。
「八味地黄丸」の効果と適応は(老化による体力の低下・倦怠感)(腎機能低下や前立腺肥大症に伴う排尿障害)(老化による性機能低下)(糖尿病性の抹消神経障害)
(手足のしびれや網膜症)(四肢の冷えやめまい)です。まさに老化が進むと出てくる症状にピッタリの漢方薬だ。この「八味地黄丸」、体質の合う人はお試しあれ。
追伸)最初は劇的に改善しましたが、だんだんと効かなくなって行きます。漢方薬であっても(薬に対する耐性)は付いてしまうようです。また別の何かを探さないとですよ。
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