寒い時は身体が暖まり気持ちの良いウォーキングですが、真夏の歩きのそれは溶けそうになるような・・汗だくで決して気持ちの良いものではありませんね。
でも頑張って汗だくになり運動不足が解消されて自宅に帰り、シャワーを浴びてエアコンの効いた部屋の中に戻った時はものすごく気持ちいいですよ。
蒸風呂のような高温多湿な状況になると「熱中症」も気になるところです。夏季のウォーキングは「熱中症」に細心の注意と対策が必須になります。
「熱中症」の一つに脱水症状がありますが、スポーツの世界では小まめな(水分補給)が奨励されています。昭和の時代は水分補給なんて言わずに「根性」で乗り切る時代でした。
学生の頃は「水をちょくちょく飲んだらバテるから飲んではダメ、我慢しなさい」と目上や先生から教育されたものです。近年は全く逆の見解になってしまいました。
余談ですが、そのような水分補給方法の間違った指導でも、昔は事故に至らなかったのは温暖化する前で涼しかったからですかね?又は当時の若者の精神力が強かったからか?
あの頃は確かに水を飲むことを我慢したほうがバテなかったような記憶が。そうしたほうがいいという暗示の力で大丈夫だった?そのへんは謎ですね。
話は戻って(水分補給)の方法ですが、何でも「喉が渇いてから」飲むのではなくて「喉が渇く前に」飲むのが正しい水分補給方法。要するに飲みたくないのに定期的に飲むようにする。
ということで暑い季節のウォーキングは飲み物を携行して行い、10分~20分で1回の割合で喉を潤すようにして下さい。出来れば塩分入のスポーツ飲料がおすすめです。
飲み方は一気飲みではなくて喉を潤す程度で少しずつです。でも飲みたければガブガブ飲んでもいいかな。激しいスポーツではなくてウォーキングですからどう飲んでも問題ないか。
シティでのウォーキングですが、いくらなんでも真夏の炎天下の中へ飛び出して行くようなことは控えて下さいね。それは「飛んで火に入る夏の虫」と同じです。
時間を調整するなりして出来るだけ涼しい時に歩いて下さい。炎天下の中の歩きは気持ちよくないですけど、エアコンの中にずっといるのも微妙ですけどね。どちらも良くないような。
真夏は午前中11時までと日が暮れてからが無難です。夜間でも道路アスファルトが熱を放っていて暑いです。都会の8月はどの時間帯を歩いても汗だくです。
ウォーキングですが「無理は禁物」と何度も言っていますが、特に真夏の暑い日で気温が30度を超えているような日中は要注意です。35度ならやらないほうが無難かも。
ちょっとでもダルくなったり異変を感じたりしたら涼しい場所で休憩です。そして(喉は渇いてなくても)小まめな水分補給も忘れないで実行して下さい。
汗だくになる季節だと着ているものも「びしょ濡れベトベト」になり不快になりますよね。吸汗・速乾系の素材のシャツだとすぐに乾いてサラサラになるのでお勧めです。
従来の綿100%のシャツだと乾きが遅いので(吸汗・速乾)の記載がある新素材系を着て歩くと快適です。新素材系は汗が引くのと同時に乾いて行きます。技術の進歩を感じます。
また新素材の衣類には「紫外線(UV)カット」の商品もありますので、紫外線を浴びるような時間帯に歩く人は検討されてみてはどうでしょうか?
30分程度のウォーキングでしたら特に必要は感じませんが、登山やアウトドアのスポーツでは(吸汗・速乾+UVカット)の衣類着用は常識になっています。
ウォーキングにおける「熱中症」対策をまとめます。①真夏の暑い日は午前中11時までと日が暮れてから歩く。②小まめな「水分補給」を忘れないで実行する。
③晴れた日の日中は「帽子」着用のこと。④ちょっとでも身体に異変を感じたりしたら「涼しい場所で休憩」すること。⑤吸汗・速乾+UVカットの衣類を着用する。
皆さん、「熱中症」にはくれぐれも気をつけて下さいね。
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