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霊山歩 ~マンネリズムの彼方へ

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最近、もの忘れが酷くなってきた~認知症予備軍か?

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5月に入り「令和」元年に突入!そして10連休も残り2日です。皆さんはどこかに出かけましたか?管理人はタイミング悪く(風邪)をひいてしまい、ずっと自宅周辺でくすぶっています。

連休のどこかでハイキング登山に行く予定でしたが、4月30日から咳と鼻水が止まらない。呼吸器系に問題があると山なんか行く気が起きない。そもそも風邪だと遠出する気が失せますね。

連休はどこも混んでいるようなので、大人しくしているほうが賢明かも知れません。それで天気の良い日は近所の公園や神社などを訪ねて、ブラブラ散歩やスーパーでの買物で暇つぶし。

ついでに地元の御嶽神社に参拝して、近い将来の山旅の祈願をして来ました。そこには早速「天皇陛下御即位」(令和)のノボリ旗が立っている。あ、そうでしたね!神社は天照大神でした。

御嶽神社

う~ん、なるほど。神社神道は天皇家の祖先の天照大神とつながっているんでしたね。期待していない思わぬところで(令和)の文字を見て、何となく新しい時代の到来を肌で感じました。

その令和初の管理人ブログ記事ですが、今回のお題は「もの忘れ」についてです。近年は「もの忘れ」を自覚することが多くなり、認知症予備軍になってしまったのかと不安を感じています。

特に最近は「これからやろうとすることを、行動の途中で忘れてしまう」ということが時々ある。例えば(あ、そうだ、冷蔵庫に〇〇がある、それを出そう)と閃いて冷蔵庫に向かいます。

冷蔵庫

それで冷蔵庫を開けた途端に(何で冷蔵庫開けたんだっけか?)となる。しばらくは開けたまま考えるけど、開けた目的を思い出せない時はそのまま閉めて終わり。不愉快な気分だけが残る。

こんなことは若い頃は絶対に無かった。自分に対して腹が立つ。こういう場合は目的を持って冷蔵庫に向かている間に、「別のこと」が閃いたり考えたりしたりすると目的を忘れるようだ。

この例は具体的な目的があるので、割と早い時間に目的を思い出す。ところが、どうでもいいようなことについては、何日も思い出せないことがある。いや、完全に忘れてしまうのかも。

例えば数日前の夕飯のメニューなんかは、何故かほとんど覚えていない。カミさんに言おうとしていた冗談なんかも、言いそびれると(何を話そうとしたのか内容を忘れている)自分がいる。

昨日の夕飯

夕飯を食べたことや何かを話そうとしたことは覚えているが、その内容となると思い出せないことが多い。これも若い頃では考えられないことだ。情けないというか非常に残念なことだ。

こうなる前段階として「同じことを(初めて話すように)何度も話す」という症状が出てくる。自分は初めて話す内容だと思っているのに、実はそうではなくて何回も話しているということ。

10年以上前の50歳前後の頃に息子に指摘されたことがある。「お父さん、その話はこの前に聞いたけど」と!・・あの時はショックでしたね。初めて話す内容だと信じていたからなぁ。

育てた息子に(もの忘れのボケ)を指摘されるのは辛かった。そんなことが何度かあったので、息子の前では一時的に無口になってしまった。話す前に初めての話題か自問自答する始末。

その後は「前に話したかも知れないが」・「前に話したっけ?」という前置きを付けるようになった。そうすると「聞いたよ」・「いや初めて聞く」という回答を得て話せるようになった。

これについては極端な笑い話の例がある。十数年前の旅行の一幕。神戸空港から三宮に移動中のポートライナー内(モノレール内)の出来事。向かいに座っている老夫婦の会話が面白かった。

ポートライナー

ご主人→「ホンマ、慢性膀胱炎ちゅうのは治らへんねん」「慢性膀胱炎ちゅうのは慢性やから、ホンマ治らへんのや」と奥さんに語りかけている。耳が遠いのかバカでかい声で話している。

話し終えて10秒も経つと「エエか?!ホンマ、慢性膀胱炎ちゅうのは治らへんねん」と始まって、それが何度も同じ繰り返しで、まるで昔にあった壊れたテープレコーダーのようだった。

(壊れたテープレコーダーのよう)という比喩は既に死語?若い人は分からないかな?・・それで聞き手の奥さんは毎回初めて聞くような素振りで、しきりに感心しながら頷いている。

結局、その老夫婦は下車するまで同じ内容の会話を繰り返していましたよ。声が大きく際どい下ネタに近い内容だけに、他の乗客の注目の的になっていたのは言うまでもありません。

その時はカミさんと一緒だったので、そのエピソードは後々の笑い話になり語り草になっています。もしかしたら当時のポートライナーの乗客の中では、面白い老夫婦として有名だったかも?

彼は直前に話したことを忘れてしまって、その都度に初めて話す内容だと思っているようだ。聞く方も直前に聞いた話を忘れて、初めて聞く話だと勘違いして興味深く聞いている感じだった。

あの時は笑い話だったけど、もしかしたら自分達夫婦もその傾向に近づいているような気がしている。お互いに話したことや聞いたことを忘れたら、同じ話でも新鮮に会話出来るかもだ。

流石にあの老人のような単純な話の繰り返しではないだろうが、同じ話を月に数回はしているかも知れない。そしてカミさんもその都度、初めて聞くような錯覚に陥っているかも知れない。

この「何度も同じ話をしてしまう」ことは、同年代の友人や幼馴染なんかにも言えることだ。友人の話しを聞いている際に、「あ、この話は前にも聞いたよなぁ」ということがよくある。

年に数回しか会わない友人は同じ話を(初めて話す話題のように)毎回紹介してくる。友人はみんな大体そんな感じなので、自分もそれに五十歩百歩のような気がする。たぶんそうだろう。

同年代の知人も管理人同様の「もの忘れ」現象を露呈しているので、自分だけではないと少しホッとする。しかしホッとしても解決には至らない。出来れば記憶能力を元に戻したいところだ。

さて、色々と不安を煽られる「もの忘れ」ですが、調べたところ管理人の程度では(脳の機能の老化現象)の範疇らしい。(脳の病気による認知症)による「もの忘れ」とは別物のようです。

「認知症」になると自分が(もの忘れをした)という自覚がないようだ。忘れたという概念もなくなるのか?!食事のメニューだけでなく、食事を摂ったこと事態も忘れてしまうらしい。

さらに現在の年月日が分からなかったり、洗濯機の使い方を忘れてしまったり、新しいことは覚えられなかったり・・。そうなってしまったら、もう日常生活は一人では送れないだろうな。

そう言えば、母の晩年も食事をしたことを忘れて「食べていない」と怒っていたことがあった。友人の母は見舞いに行った時「あなた誰ですか?」と実の息子である友人に言ったそうな。

いやいや、ホント、認知症にはなりたくないですね。何とか特効薬が開発されることを期待したいです。一方、「老化現象もの忘れ」の対策ですが、昨年の就職時にヒントを得ましたよ。

昨年は3月に新しい職場に就職して約4ヶ月ほど働いたけど、その時の緊張感は半端なかったです。お蔭で脳機能が一時的に活性化したように感じました。やはり緊張感って大事な要素です。

再就職するまでは2ヶ月ほど無職でのんびり過ごしていた。その前は慣れた職場にどっぷりと浸かり、マイペースで気楽な仕事に就いていた。それが再就職後には状況が一変することに。

再就職先はベンチャー企業系だったので、ピリピリした雰囲気で緊張の連続でした。社内は20代~40代で自分よりも若い社員しかいない。若い彼らは頭の回転も早く「もの忘れ」など皆無。

管理人は60歳超えですが新人なので、先輩の若者のペースに合わせて目一杯頑張るしかない。なんで採用されたかと言えば(不動産業務経験と宅建士の資格者)で印象が良かったからかな?

努力した甲斐があって職場では高評価を得ました。でも息抜きが難しい職場だったので、ハード過ぎて限界を超えて結局は退職することに。あの頃は精神的にも肉体的にもきつかったなぁ。

そんな環境は先ずダイエット効果をもたらした。さらに、この期間は「もの忘れ」も影を潜めていた。新しい専門知識を身に付けないと仕事にならない状況に置かれて、お蔭で頭はフル回転。

いい歳して実践で「忘れました」では仕事にならず恥をかくだけ。だから必死になってた。そんな環境で久しぶりに頭に(喝)が入ったので、心身ともに一時的に若返った感覚はありました。

でもやり過ぎた感じは否めない。頑張り過ぎて疲労が抜けず気持ちが折れましたよ。何事もほどほど(70%~80%程度)までにしないと。目一杯の120%の尽力では長続きは出来ません。

結局は4ヶ月も満たないで退職してしまったけど、(まだまだ若いものには負けぬ)という能力を見出すことが出来たのは収穫だった。気合入れば若者同様に動けるし頭も回転しましたよ。

そして脳の健康のためには、緊張感とストレスの必要性も再認識出来た。ぬるま湯に浸かっているだけの生活は(心身ともに)よろしくない。ラクのし過ぎはマイナス方向に進むようだ。

そんな経験から振り返ると(緊張感がなく怠惰でユルユルで刺激のない生活)は、もの忘れが加速してしまうようです。適度なストレスと緊張感は脳の老化の予防になると思いましたね。

「適度なストレス」と「適度な緊張感」を保つには、一生続けることが出来る趣味か仕事を持つしかなさそうです。しかもダラダラやるんではなくて、ある程度気合い入れてやらないと!

管理人にとってはこのブログ更新もボケ防止の材料の一つかな。でも最近は更新も少なくてダラダラに近いような?もっと気合入れてやらないとダメですかね。・・う~ん、困ったなぁ。

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