4月になり管理人の利用する通勤電車は混むようになってきました。ダイヤが乱れた時はギューギューになって身動きもとれない状態。4月は新入生・新入社員の季節だから仕方ないですね。
そんな車内で背中が時々ゴソゴソする。振り返ると女性がうつむいてスマートホンに夢中になっている。ふと、周りを見渡すと同じような猫背姿勢でスマートホンをやっている人の多いこと。
乗客の約8割がスマートフォンを観ている。とりあえず、ここではそのようなスタイルでスマートホンに夢中になっている人を「スマホ人」と呼ぶことにして話を進めます。
そして満員電車の「スマホ人」に共通することはもう一つあって、どんだけ混んでいても(前方のスマホ操作スペースだけは確保する)行動をとること。それがとってもウザいのです。
スマートフォン操作のスペース確保のためなら他の人を押しても構わない。そのスペースだけは意地でも死守するんだという意気込みをヒシヒシと感じる。エチケットなど関係ないみたいだ。
電車が揺れて体勢を崩しても人に体重を預けてしのいでスマートフォンからは目を離さず、それでいてスマホ前方操作スペースはしっかりと確保して譲らない。まったく凄い執念だ!!
管理人はスマートホンを所持して3年目だが、PCと比べて小さな画面は疲れるので長時間はやらない。老眼の影響もあるので、睨めっこ出来るのはせいぜい1回につき5分未満かな。
だから管理人は「スマホ人」の仲間入りは出来ないのでアリます。ところが「スマホ人」は通勤電車の中でずっとやっている。優先席でスマホに夢中でお年寄りが目の前にいてもシカトだ。
優先席に座ってスマートフォンに夢中で、年寄りに席を譲らない行為は2種類のマナー違反だ。それを見て誰も何も言わないのも異常なこと。そういう管理人も大体は黙認しているけど。
一度だけ怒ったことがあった。それは青年が優先席でスマートフォンをいじっていた。それだけでなく今度は電話で話し始めたのだ。眼の前には老人が立っている。さすがに注意しましたよ。
「スマホ人」は電車の中だけでなくホームで待っている時も睨めっこしている。いや、それだけではなく「歩きスマホ」も多いこと。前を見ていないから危なくっていけない。
古いネタだが、(歩きスマホ人)は古館伊知郎アナがF1実況の時に言ってた「動くシケイン」そのものだ!確かチェザリスの比喩だったような。左右にフラフラで邪魔で仕方ない。
朝のラッシュ時の移動で(歩きスマホ人)の後ろに付いた日にはペースが合わないわ、抜くに抜けないわでイライラが膨れ上がり本当に大変だ。何か対策はないものかなぁ。
そんな状況ばかりが目に映ると「ちょっと異常じゃない?この光景は・・」と客観的に思ってしまう。そう思うのは管理人だけだろうか?どうですか、皆さん?
「スマホ人」は多数派だから色々なマナー違反には目をつぶるとしても「健康」という観点では忠告せざるおえないですね。そう、「スマホ人」は(クレーンネック)になっています。
背筋はそのままに首を前に倒してうつむく姿勢を続けると、頭の重さに背中が引っ張られて首・肩・肩甲骨付近のこりが酷くなります。まさに「スマホ人」はこの姿勢です。
そのうちに首が前に倒れた姿勢になって首の湾曲が無くなって、首が直線になる「ストレートネック」=(クレーンネック)になり中年期になる頃にはそれで固まってしまいますよ。
(クレーンネック)になると治すのが厄介になります。若い時期にその姿勢を矯正するべきで、悪い姿勢を長時間続ける習慣は自重したほうが無難です。猫背はダサいですよ。
電車の中のスマホ閲覧は他人に見られたくない気持ちもあるから、下の方にかざして屈んで自分だけが見える位置で見ているのだろうけどね。でも何でそこまでハマるのか分かりません。
皆さんも一度、冷静になって通勤電車の車内の様子を観察してみて下さい。周りを観たら「スマホ人」の多さと姿勢の悪さにびっくりするかも。そしてあなたも(クレーンネック)かも。
「スマホ人」の皆さん、(人の振りを見て我が振り直せ)を実行してみてはどうでしょうか?
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