ハイキングや登山に出かける時は専用の靴は絶対に必要になります。
軽いハイキングならばスニーカーでも問題ないですが、山道を1時間以上歩く場合は専用の靴を用意して下さい。
ハイキングや登山の専用の靴は一般的にトレッキングシューズや登山靴と呼ばれています。
日帰り登山ですと山道を歩く時間は2~5時間程度で、山中で1泊するような場合は通算10時間位は歩くことになります。一般道のウォーキングでも1時間程度の歩行です。
ですから登山は日常ではありえない歩行時間になりますので、足元をカバーするトレッキングシューズや登山靴は非常に大事なアイテムです。
観光地化している山で時々スニーカーや革靴で歩いている人を見かけますが、思わず「足を痛めなければいいな」とハラハラして観てしまいます。
トレッキングシューズと一般の靴と何が違うのかというと、登山道や未舗装の道を快適に歩くことを目的として専用に作られているのがトレッキングシューズです。
登山はリュックを背負いますから通常よりも身体が重くなります。その重い身体で未舗装のガタガタ道を歩く場合に靴底が厚くないと足裏が痛くなります。
登山道は岩が露出しているような道や浮石がゴロゴロしている場所もあるので、岩の上でも滑らずに歩けるようなソール素材が求められます。
雨天や水溜りやぬかるみ等の湿気た道を歩く場面もよくあることですから、防水性能も考慮されて作られているものが良心的な靴と言えます。
ところで、どんなに良い靴であっても「自分の足に合わない」靴は意味がありません。ですからメーカーやスペックだけで選ぶと痛い目に遭います。
管理人は合わない登山靴を履き続けた結果、足の親指の爪が真っ黒になり死んでしまった経験があります。爪は半年以上かかって何とか再生しましたけど。
管理人の場合は下り坂の時に靴の中で足が少し動いてしまい、下りを歩く度に親指のつま先の爪が靴先に当たっていたのです。
下り坂になったら靴の紐をきつく締め直すのが登山の鉄則ですが、それをやっても靴の中の足の動きは完全には止められなかった。
悪路の長時間歩行だからそのようなトラブルは当たり前で、靴擦れや多少の痛みは我慢して歩くものだと思っていました。
ところが自分のサイズに合う別のメーカーの靴に交換したら、靴の中で全く足が動かなくなり痛みも生じず我慢も必要なくなり快適になりました。
その新しい靴を使用中に靴の紐がほどけて弛んでいるのを気が付かずにいたところ、下り坂でも足にフィットして普通に歩けていたのに気が付いた時はびっくりでした。
そういうことですから、靴だけは自分に合ったものを購入して下さい。
次回はサイズの合わせ方や選び方を紹介します。
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