トレッキングシューズを選ぶポイントの最優先は自分の足に合ったものを選ぶということ。
管理人のように靴の中で足が動いてしまう現象は靴のサイズ合わせをある程度正確に行わないと防げません。自分に合わない靴の使用は痛く辛い思いをするだけです。
サイズの「足長」と「足囲」を自分に合ったものにして下さい。
当ブログの(ウォーキング②)に詳しく書きましたが、「足長」は一般的な足の長さで「足囲」はワイズ2Eとか3Eで表示されます。
「日本人は幅広(足囲が広い)から3Eや4Eを用意しています」という宣伝文句が多いですが、それに惑わされないようにちゃんと計測しなくてはいけません。
管理人は実寸で足長(左24.9cm)(右25.2cm)で足囲(24cm)で「Eサイズ」です。日本人の標準から外れていて足囲が狭いタイプです。
この場合で選ぶ靴は靴下の厚みを考慮に入れてワンサイズ大きくして「26.5cmの2E」が基本になります。
ところが爪が死んだ靴は26.5cmの3Eでした。たった1Eの違いですが試履きした時に「足囲」が広く感じてゆるい印象がありました。
少し位なら大丈夫だろうと軽く考えていたのが間違いで、紐をきつく締めても靴の中で足が微妙に動きます。こうなるともうダメです。
「足囲」がゆるいのに長時間歩行すると靴の中で足が前後に動いてしまい、足のどこかが擦れてマメが出来たりつま先を痛めたりします。
靴は履いているうちに伸びて少し大きくなるようなので、最初から「足囲」が大きくて合わない靴はさらに合わなくなることになります。
靴に足を合わせるという考え方は、靴の方が大きい場合は無意味だということを痛感しました。
逆に「足囲」が狭いと窮屈で痛いですが、購入時は少し狭く感じるほうがいいと思う。どうせ少しは伸びて若干サイズアップします。
同じサイズでもメーカーによって履いた感じが違ったり大きさもバラつきがあるので、必ず試履きをして自分の足に合わせて購入して下さい。
ここでは雪山を除く一般的な登山を想定した「トレッキングシューズ」について紹介します。
シューズの形ですが巻頭の写真の通り左からハイカット・ミドルカット・ローカットの3種類があります。
ローカットは山道を走るトレランの用途に使用することが多いですが、キャンプや低山ハイキングで使っても普通の靴と同じ形ですので歩きやすくていいです。
ところが険しく長い下りが続く山道は足首を挫きやすくなるので、それを保護するために足首を固定するハイカットの靴が適しています。
ミドルカットはローカットとハイカットの中間的な存在。万能といえば万能だけど中途半端といえば中途半端。そこはお好みで選んで下さい。
靴底の素材ですが昔から「Vibram」社のビブラムソールが有名です。登山道でのグリップ力や耐久性には定評がありますのでビブラムソールはおススメです。
各アウトドアメーカーはVibram社と提携してソールをビブラムソールを装着させているモデルを販売しています。
最近は登山用品メーカで独自のソールも開発しているので、それなりに実績のあるメーカーのソールであれば問題ないです。
↓左オリジナルソール 右ビブラムソール
管理人はあるメーカーのオリジナルソールとビブラムソールの両方を体験していますが、歩いていてのグリップ力等どこがどう違うのか全くわからないほどのレベルです。
アッパーの素材は防水素材のゴアテックスにして下さい。このゴアテックス素材だけは譲れません。他の防水素材では蒸れたり防水が弱かったりでイマイチです。
ハイキングや山歩きで靴が濡れて靴の中に水が浸入したら最悪です。そのようなことにならないためのゴアテックスです。違う素材だと数回の使用で防水が効かなくなる場合があります。
靴選びのポイントのまとめですが・・
①自分の足と靴のサイズを正確に合わせる
②ハイカット又はミドルカット
③ソールはビブラムかそれに準じるもの
④実績のあるメーカー製を選ぶ
⑤アッパーにゴアテックスを使用したもの
あなたに最適な一足が見つかることを祈っています!
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