秩父多摩甲斐国立公園にある「大菩薩嶺」(だいぼさつれい)標高2,057m。
深田久弥の日本百名山の一峰です。2002年には皇太子御夫妻が登られました。
「大菩薩嶺」よりも時代劇小説のタイトルの「大菩薩峠」のほうが一般的に知られています。1969年には連合赤軍事件というのがあり「大菩薩峠」で53人が逮捕されました。
「大菩薩峠」は昔の青梅街道の一部で甲州街道の裏道だったので、道路が整備される前までは多くの人が利用した峠です。
(大菩薩)という名前は平安時代の「後三年の役」の際に源義光が峠越えの時に(八幡大菩薩)と唱えたことが由来という説と、上萩原の神部神社に由来する説があります。
何かと古くから話題の多い「大菩薩嶺」「大菩薩峠」ですが、初心者でも楽に登れて富士山と南アルプスの展望がいいので登山者にも人気があります。
管理人は「大菩薩嶺」は高校生の時と10年前に登っていて、今回で通算3度目の登山になります。この山域は何回でも来たくなる場所ですね。
「大菩薩嶺」へは色々ルートがありますが、今回は車移動ですから駐車場に駐車して登山して駐車場に戻る周回コースにしました。
ルートは駐車場の(上日川峠)から雷岩→大菩薩嶺→雷岩→大菩薩峠→上日川峠
市営の駐車場は4か所ありますが上の3か所は満車だったので下の臨時駐車場へ移動。徒歩換算だと10分以上離れた距離です。
これからの登りを考えると下に下るのはうんざりでしたが、その駐車場では上日川峠では見れない富士山の絶景のご褒美が待っていました。
上日川ダムの大菩薩湖のほとりに駐車場があるのですが、富士山と湖のコラボがとても綺麗でしたね。天気に恵まれて良かった。
さて、ここから上日川峠まで戻らなくてはなりません。運転の疲れを癒しながら一汗かいて峠に到着します。
上日川峠は観光バスが停まっていて団体客で賑わっていました。さすが人気の山域の「大菩薩峠」です。上はもっと混んでいるような予感。
上日川峠はテント場・宿泊施設・売店・トイレと一通り揃っています。とりあえずトイレで用を足して「雷岩」を目指して出発。
続きは「大菩薩嶺」②でお話しします。
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