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「宝登山」②満開のロウバイ~甘い香りが漂う山頂

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登山道は前半はだらだらとした上りが続きます。なんちゃってアルプスだから観光誘致のため人口整備された道だと思いきや、意外にも普通の登山道なのでちょっと拍子抜けだった。

登山道1

道中の案内看板には「長瀞アルプス」という表記が必ずある。どうしても「長瀞アルプス」という呼び名を浸透させて普及させたいようだ。でも本格的なアルプスの雰囲気は皆無だ。

案内板

このコース、この冬枯れの季節は木々の間から景色が少し見えるけど、春から秋の間は樹林帯の中を歩くようだから退屈しそうだ。標高が低いので真夏は熱中症で死ぬかも知れない。

せっかくの「長瀞アルプス」ルートだが途中で5分ほど車道を歩くことになる。登山途中で車道に出っくわすのは奥武蔵地区ではよくあること。それだけ山と人の縁が深い場所なのだ。

車道を歩き終えると最後の登りが待ち構える。ここから先は階段状の急坂が多かった。階段は太ももに負荷がかかるから好きになれないが、整備されている山は必ず階段があるので仕方ない。

毒キノコに注意

それと(毒キノコに注意)というユニークな看板も。こんな場所にわざわざ設置するということは、この山でキノコ狩りをして誤って毒キノコを食べて惨事になった人がいるのだろう。

階段状の登山道

階段状の道を上っては平坦になり、また階段が現れて上ってという感じを繰り返すと山頂に到着。山頂付近は登山者とケーブルカー利用の観光客でごった返していました。

山頂のランチタイム

でもここで昼食を摂る人は登山者だけだ。観光客は手ぶらで来て景色を観てUターンするだけだから、昼食場所の確保には広い山頂ということもあってそれほど困らなかった。

武甲山とロウバイ

山頂は南西側が開けていて両神山~武甲山が良く見える。標高が500mに満たない山であるが、山頂からの眺めはなかなかもものである。そんな眺望をおかずにランチタイムを楽しむ。

両神山

山頂付近はロウバイ園(無料)になっている。この付近一帯がロウバイの甘い香り(ラベンダーのような香り)がほのかに匂っている。今日はアロマテラピー効果も期待出来るかもだ。

記念撮影

宝登山には西ロウバイ園と東ロウバイ園があって、西ロウバイ園は先に満開を迎える。西が満開の頃は東は5部咲き以下のようだ。2016年は暖冬だったから開花が早かったらしい。

西ロウバイ園

また、山頂の続きに「宝登山神社」の奥宮がある。初詣の参拝者は山頂よりも奥宮に用事があるように思う。奥宮の横には売店があって神社のお守りからキノコまで売っていた。

奥宮

管理人は奥宮で参拝して売店で干し椎茸を購入。そう、山では国産の干し椎茸が安く売っていることが多いのです。ここの椎茸も安かった。ラッキーラッキーでしたよ。

帰路はケーブルカー利用も考えたが、体力が残っていたので歩いて下ることにした。この「長瀞アルプス」の予想コースタイムはかなり甘いようだ。普通に歩いたのにコースタイムより早い。

管理人は写真撮影しながらの登山だから通常は予想コースタイムより遅くなる。しかし今回は山頂まで2時間半のコースタイムを2時間で歩けた。公式コースタイムが間違っている?

宝登山からの下り道は神社の参道の一部のようで、林道みたいな道を下って行くと左手に「宝登山神社」があります。立ち寄ろうとしたけど初詣の人で混雑していたのでパスしました。

そこから先は一気に長瀞駅を目指しました。以上で長瀞アルプス~宝登山ハイキングのレポートは終了します。今年は寒いので今頃に西ロウバイ園が見ごろを迎えているようです。

興味のある方はこれからお出かけしてみては如何でしょうか?

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