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「天覧山」「多峯主山」①超初心者向けコース・途中に鉄腕アトムの銅像~世界唯一だそうな

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下界の現実は選挙一色という感じの報道ばかりですが、管理人はそんな俗世界を離れて非日常を味わいにアウトドアハイキングに出発。

久しぶりのハイキングなので体調の様子見もあって、距離的に一番近い場所の一番の楽ちんなコースを選びました。場所は埼玉県の飯能市で西武線の「飯能駅」から徒歩圏内です。

昭和40年代の頃までの東京23区の小学校は遠足の定番コースといえば飯能市でした。芋掘りは大宮市(現在のさいたま市大宮区)でしたね。小さい頃の思い出がまだ残っています。

時代は変わって飯能市も大宮市(さいたま市大宮区)も大きな都市になりました。飯能市は山があるので大宮ほどは都市化は進んでいません。そして奥武蔵の玄関口が飯能市です。

西武線の「飯能駅」は池袋から約4~50分程度の距離です。そして「飯能駅」から歩いて40分ほどで「天覧山」の山頂に到着。都心から約1時間半程度のアクセスの良さがおススメ。

「天覧山」(てんらんざん)標高197m。元々は「愛宕山」と呼ばれていたものが、徳川5代将軍綱吉が羅漢像を寄進したことから「羅漢山」になる。これが西暦1700年頃の話。

そして明治天皇が軍の演習を視察したことから現在の「天覧山」になる。明治天皇の時代は1900年頃だから「天覧山」の名前の使用が歴史的に一番短いということになる。

「多峯主山」(とうのすやま)標高271m。「多峯主山」の文字を見ただけでは(とうのすやま)とは読めない。変な名前なので由来が気になって調べてみてもよく分からない。

文字の漢字の意味を素直に表せば(おおくの・みねの・あるじの・やま)ということで(多くの山々の主の山)という、標高300m以下の分際で他の山には失礼なほどに偉そうな名前です。

でも、その360度の眺望は低山とは思えない絶景で名だたる名山にも引けをとりません。そう考えると(多くの山々の主の山)という意味を持つ資格は十分にある「多峯主山」です。

「多峯主山」は古くから霊山と崇められていて、一度も枯れたことのないという伝説の(雨乞い池)や巨岩石の八幡神社があります。史跡も多く残っているので観光目的でも面白い場所です。

「池袋駅」発の急行に乗って飯能駅へ。久しぶりの天気の良い土曜日なので車内には登山姿の乗客が多い。皆さん見るからにベテランの感じなので飯能の先の一般向けの山に行くと思われる。

と、ここまでは順調だったが、また地図を忘れたことに気が付く。昨夜のうちに忘れてはいけないからと思ってリュックに入れたのに、今朝になって帽子を入れた時に地図を出してしまった。

地図はシャツの胸ポケットに入れるつもりで帽子と入れ替えるのを、うっかりと忘れてしまい机に置いたまま外出してしまったようだ。不注意と言えば不注意だが「痴呆症」の始まりか?

何だかんだ最近はそういうのが多いからなぁ。地図を忘れてしまったことよりも「老人性痴呆」という疑いを考えることがショックで、移動中のしばらくは沈んだ気分で過ごしましたね。

実際には奥武蔵でも屈指の有名なコースだから地図看板や案内標識は整備されているので、地図がなくても問題なく歩けるコースです。またスマホもあるから現在地も確認出来るから大丈夫。

予想通りでイラスト入りの地図案内図の看板は駅前からありました。ところがその設置方法(方角)が変でいきなり道を間違えることになりました。たぶん素人が設置したのではないかな?

道路上に案内図が設置されているケースですが、普通は案内地図を真正面に見て右左を判断するようになっています。要するに案内図を見て前後左右方向が現況と一致しているパターン。

それが90度違っていたりするから方向判断に迷うのです。スマホ地図と見比べると示す方向が違うので、スマホのGPSが太陽風で変になっているのかと疑ってしまいましたよ。

駅の案内図

↑ちょっとピンぼけの写真で申し訳ないが、向かって左90度にすると正しい感じ。駅ビル改札口を背にして正面にこの看板があるので、最初は直進するのかと勘違いしてしまった。

この地図を頼りに駅を背に赤い道を直進(上に直進)したつもりが、実際は右方向の黄色の線の道を進むことになります。正しくは駅ビルを背に左方向に行かないとアウトです。

ですから駅付近にある案内図や途中の公道上にある案内図で方向は決めずに、スマホ等で方向を確かめて歩を進めたほうがいいです。管理人だけでなく同行者も勘違いしましたから。

いきなり地図を忘れた洗礼を受けてしまって方向違いの道を進んで10分程度遠回りに。たぶん地図を忘れなかったとしても現地の案内図に翻弄されたとは思いますけどね。

天覧山入口

道を間違えなければ「飯能駅」から20分位歩くと中央公園の先の能仁寺の右横に「天覧山」入口の看板が現れる。中央公園には(鉄腕アトム)の像がある。世界で唯一の銅像だとか。

鉄腕アトム像

落成式には手塚治虫氏も参加したらしい。管理人は鉄腕アトムや鉄人28号の世代で世界唯一という言葉にも弱いので、(比較的新しいものだけど)記念撮影ということでパチリ。

この続きはまた次回に報告します。

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