池袋駅を7:05発の西武線急行長瀞行に乗り「高麗」(コマ)駅へ。え!何で?コウライなの。コーレアを漢字では「高麗」と書くのだけど。ここは朝鮮や韓国と何か縁があるのかな?
何でも1300年前頃に朝鮮半島の高句麗の王族(高麗王・若光)が日本に亡命してきて、大和朝廷はこの地を武蔵野国(高麗郡)と命名して「若光」に(高麗郡)の郡司を命じたそうです。
その際に現在の埼玉県飯能市・日高市付近一帯に高句麗人の1799人とともに入植して開拓したそうな。付近は高麗本郷・高麗川・高麗神社とその由来の名前が多いのも特徴。
「高麗」駅を降りると朝鮮式の大きなトーテムポールが立っていてちょっと異国的な雰囲気があります。ここから巾着田へ歩いて20分位の道のり。横着して道案内の看板を探したけどない。
駅に観光地図の看板や案内図・パンフレットは一切ないですね。高麗駅からハイキングを考えている人は必ず「地図」を持参したほうが無難です。仕方ないので地図を取り出して方向確認。
駅を降りたら左折して線路に沿った道から線路を反対側に渡ります。そこからは途中の太い道を右折して「巾着田」へ。「巾着田」散策の後に「日和田山」に向かいます。
高麗川に囲まれた巾着のような形をした平地。その場所に渡来人が開墾して田を作ったので「巾着田」という名前になったようです。現在はお花の名所になっています。
「巾着田」は秋の彼岸花が有名ですが、満開の時期は激混みになるそうです。管理人は春の黄色に染まる菜の花のほうが魅力を感じるので、たぶん空いていることを期待しての巾着田です。
巾着田の入口ですが徒歩の場合だと細い道を入っていくようですが、案内看板が無かったので行き過ぎて「高麗本郷」という交差点の車の入り口から右折して入場することに。
やや遠回りになってしまったみたいだ。巾着田・・スゴイ!菜の花が満開だ。桜も満開からの散り始めで桜吹雪と菜の花の見たことのないコラボレーションに感動の一言!
人も少なくガラガラだ。日和田山をバックに桜と菜の花の画がまるで絵葉書のように美しい!そう、この写真を撮りたくて来たのだ。ラッキー、ラッキー。天気も快晴で最高だ。
巾着田は先週の4/8~9が菜の花祭りでしたが、雨模様で盛り上がりもイマイチだったようです。お目当ての菜の花も7部咲きだったらしい。今週のほうが全てにおいて条件が揃っている。
写真撮影も満喫したので絶景の「巾着田」に別れを告げて「日和田山」に向かうことにします。午後から天気が崩れるという予報もあるので急がないとです。雨には降られたくないですから。
巾着田を出て高麗本郷交差点を渡り「高麗神社」方向に歩を進めます。日和田山から見る巾着の形を確認できる「巾着田」も楽しみです。・・話の続きは「日和田山」②へ。
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