奥多摩の「御岳山」みたけさん標高929m。
車移動で青梅街道を青梅線に沿って走らせると「御嶽」駅を左折。すぐの突き当たりを右折してしばらく走り左折して「御嶽登山鉄道」滝本駅へ。
乗用車の駐車料金は1日/1,000円。150台以上駐車可能。駐車場で靴を履き替えたりと準備をしていると、どこからか鶯(うぐいす)の鳴き声が聞こえてくる。
さすが奥多摩と思ったのもつかの間・・何と!真上のスピーカーから流れている。どうやら雰囲気を出すために録音を流しているようだ。そんなことしなくてもいいのに・・。
(実際にもこの先は鶯が本当に鳴いていましたよ。やっぱり、さすが奥多摩・・)
今回はケーブルカー往復利用で御岳山駅から歩く計画です。ケーブルカー料金(片道590円・往復1,110円)
「御岳山駅→御岳神社→奥の院→綾広の滝→ロックガーデン→御岳山駅」
カーブルカーの乗客は半分登山者で半分が神社参拝の観光客という感じ。
降りた御岳山駅は山頂ではないが「御岳平」という展望台となっている。都心方面の眺めは楽しめる。案内地図看板や茶店等あって登山口というよりも観光地というほうがしっくりくる。
リフトが100円なのでとりあえず乗ってさらに上にいってみることに。大展望台は御岳平と同じく東京方面の眺望だけですが見晴らしはさらに良くなる。
ここから産安社という社殿を通り過ぎ舗装道路を歩いて行きます。すると突如、古い昔ながらの萱葺きの家が出現。その後も標高900m付近にある集落の中の舗装道路を移動。
よく「天空の○○」という例えを聞くが、ここは「天空の街」かなと思いつつ歩き進む。しばらく歩くと右手に「神代ケヤキ」がそびえたっている。
国指定の天然記念物で樹齢1,000年というから驚きだ。このへんは舗装道路だが勾配がきつい上り坂になっている。
間もなく右へ曲がると「武蔵御嶽神社」の入口で茶店とお土産屋が並んでいる。そこを過ぎると鳥居があって長い階段の参道になります。
「武蔵御嶽神社」は紀元前91年の創建とされている歴史のある神社です。宝物殿には鎌倉・平安期の国宝の鎧や重要文化財の太刀等が納められています。
この神社は(日本狼)が守り神でした。それがいつの日か狼が犬に転じて、近年ではペットブームに乗り愛犬の健康を願う人々で賑わうようになったとか。
ですから、この御岳山のケーブルカーは犬も乗車可能で、犬と一緒に散策散歩して参拝祈願も出来てしまうという珍しい山なのです。
御岳山の頂上に御嶽神社があるので一般の山の山頂とは全く異なります。御嶽神社参拝の後は舗装道路とお別れして登山道に入り奥の院を目指します。
・・続きは「御岳山」②で。
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