先日(11月19日)は東京の秘境(奥多摩の奥地)へ「登山・バンガロー泊・星撮影」に出かけてきました。おかげさまで天気にも恵まれて良い登山日和でした。
「三頭山」(みとうさん)標高1,531m。日本三百名山・山梨百名山、山頂が三つあるから「三頭山」で別名(御堂山)と呼ばれる。(御堂=仏)なので尊ばれていた山だと想像します。
昔はアクセスが悪い奥深い山でしたが、桧原村都民の森公園の開発で簡単に登れる山になりました。ところが、その開発が原因でブナ林が減少し崩落が発生して山容が変わってしまったとか。
そんな話を聞くと残念な気分になります。でも今さら元には戻せないので、それを教訓に無理な開発は見直してもらいたい。そっとしておけるなら、自然は自然のままであって欲しいですね。
そんな開発から生まれた「都民の森」ですが、老若男女問わず楽しめて自然と触れ合える憩の場所となっています。管理人は昔の状況を知らないので、これはこれで悪くない印象です。
自然の中に(レストラン)や(木工教室)(炭焼き体験)等があって、整備されたハイキングコースが数コースあります。そのうちに三頭山の登山以外の目的で訪れたいと思っています。
奥多摩方面は電車だと(奥多摩湖)の手前が終点です。その先に行きたい場合はバス利用か車ですが、車は高速道路(中央自動車道)から離れているので一般道をひた走ることになります。
目指す「都民の森」は(奥多摩湖)の先で山梨県との境付近にあるので車で向かいます。自宅を朝5時半に出発して新青梅街道~五日市街道で「都民の森」へ。到着は8時頃でした。
ここから接続する奥多摩周遊道路は9時~18時の間以外は通行禁止です。8時ですとゲートが閉まっていて通行出来ません。下山後「山のふるさと村」に向かう時にこの道を利用します。
実は「三頭山」は2年前の同じ時期に登っています。「三頭山」は富士山の展望に優れているということが人気の一つですが、前回は頂上付近がガスっていて富士山が拝めなかった。
今度こそ富士山を見るぞという、今回はそのためのリベンジ再登山です。コースは(駐車場→森林館→鞘口峠→見晴小屋→三頭山→ムシカリ峠→三頭大滝→森林館→駐車場)の反時計回り。
前回は時計回りコースで歩きました。両方を体験しての感想ですが、上りが楽なのは前回のコースです。しかし下りが急坂で険しくきついので膝や太ももが悲鳴を上げそうでした。
今回のコースはいきなり本格的登山コースになって厳しい上りが続きます。でも後半は楽チン散歩気分で歩けます。後半に疲れが出るという生理的なことを考えると今回のコースは正解。
どっちが楽だの何だのと言ってしまいましたが、全行程コースタイムが3時間程度。どちらを選んでも大差はないですが、駐車場から時計回りの三頭大滝までは一般観光客の往復も多いです。
登山者も何故か時計回りで登る人が圧倒的に多いです。皆さん、ダラダラとした上りのルートを好むようですね。静かな山歩きを堪能したいのなら今回の反時計回りをお勧めします。
さすがに人気のある山です。当日は駐車場に車が多く登山者が多くいました。多くの人と一緒に歩くことを覚悟しましたが、反時計回りコースは歩く人がほとんどいませんでしたね。
駐車場には綺麗に整備されたトイレと売店があります。しかも駐車場は無料です。トイレで用を足して靴を履き替えて登山開始です。続きは次回に!
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