神奈川県の「大山」(おおやま)1,252m。
大山に鎮座する大山阿夫利神社は雨乞いの神でもあるので、別名「阿夫利山」「雨降山」(あふりさん)とも言われる。
鳥取県にも同じ漢字で「大山」(だいせん)という山があるので間違えないように。
「大山」は丹沢国定公園に属していて、古くから山岳信仰の対象の山として庶民に親しまれています。
現在も神奈川県有数の観光地のひとつでもあるので、高尾山同様に状況によっては大変混雑することもあります。
小田急線「伊勢原」駅北口からバスに乗って「大山ケーブルバス停」まで移動。
バス停から大山ケーブル駅までは歩いて約15分。まるで温泉街のような雰囲気の土産物屋が並ぶ道を進みます。
ケーブルカーは中腹にある「阿夫利神社」までの4~50分の道のりを約6分で運んでくれる。管理人の性格は迷わずケーブルカー利用だ。便利なものは利用しないと勿体ない。
ケーブルカーは片道630円・往復1,100円(2017/5現在)で20分間隔で運行されている。下りの帰路は歩く予定なので片道切符を購入。
ケーブルカー内は立っている乗客もいてほぼ満員の様子。終点の阿夫利神社までの中間に大山寺駅があります。景色はそれなりで(素晴らしいのでおススメ)とまでは言えないレベル。
ケーブルカーを下車するとコンクリート地面の参道を歩きますが、参道からは向かって右手に湘南海岸と海が見えます。
参道を数分歩くと茶店が並ぶ場所に出ます。茶店は意外に客引きの声が多く飛び交っている感じです。いきなりの休憩も問題外で登山客としてはちょっと興醒めかも。
その先の階段を上ると大山阿夫利神社に到着です。
大山阿夫利神社は紀元前97年頃の創建ということで大変歴史のある神社です。鎌倉が近いので鎌倉幕府の源頼朝や多くの武将が大山阿夫利神社に参じたことは有名な話です。
参拝を済ませていよいよ登山開始です。
ここから先は本格的な登山道となりますので、観光目的の人達はここでUターンとなり人が少し減ります。
阿夫利神社から左のルートで頂上に行き見晴台経由の右ルートで戻る予定。
阿夫利神社から先はいきなり急な階段が出現。それを登り終えると樹林帯の気持ちの良い登山道になります。
上って行くと○合目ではなくて○丁目という進み具合の表示が出てきます。途中に樹齢600年ほどの夫婦杉の巨木があります。
十丁目を過ぎると江の島と海が見えるポイントが出てきます。そして牡丹岩や天狗の鼻突き岩とかあって写真撮影には困りません。
二十一丁目に「富士見台」という場所がありますが、その富士の方向は生憎の曇りでシルエットも見えず残念。
↓ここに大きな富士山が見えるはずだった。
二十五丁目でヤビツ峠への分岐点で頂上まで10分ほどのところ。
鳥居をくぐりしばらく行くと山頂に到着。海方向は何とか見えるが他の山とかの眺望は曇っているのでよろしくない。頂上付近には30名ほどの先客がいる。
・・話の続きは「大山」②へ。
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