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マイカーに外気温の温度計設置②~配線の取り回しから取り付けまで

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今日は好天に恵まれました。いよいよ準備した温度計の取り付けです。雨天ではドアを開けながらの作業はしんどいですからね。先ずは温度センサーの取付位置と配線をどうするかです。

プロはエンジンルームから車内に通る純正配線の穴を使うはず。マイカーのその穴を調べてみたけどよく分からない。穴を特定出来たとしても、その穴を利用出来るとは限らない。

防水防音対策されているのだろうし、隙間なんて全く無い可能性もある。ただでさえギッチリ詰まったエンジンルームなので、純正配線の穴を通すのは諦めた。別の方法を検討するしかない。

別の方法といっても、ドアの隙間から外に出すしかないのだが。センサーをサイドミラー付近に設置すれば簡単そうだ。でもどうやってセンサーを固定するか・・ん?よく見ると隙間を発見!

ドア付け根の隙間

「ドアの付け根の隙間」からエンジンルームからの光が見える。「エンジンルーム側の隙間」からテキトーなコードを入れてみると、「ドア付け根の隙間」からコードが見える。

エンジンルーム」からの隙間コードを通す

このルートから上手くやれば何とかなりそうだ。延長したセンサーコードの先を結わえて円を作り、それを「エンジンルーム側の隙間」から送って針金でキャッチする。という方法でトライ。

センサーコードを円に結くキャッチする針金

スンナリとは行かなかったが、悪戦苦闘の後に5分ほどでコードのキャッチに成功する。作戦は成功だ!これで難関の一つをクリア。センサー取付位置を決めて配線を収める算段に移行。

配線取り込み成功配線1

エンジンルームのセンサーの位置だが、フロントナンバープレート付近が定番のようだ。温度計のセンサーコードは1Mだったので、購入したままの状態では絶対に届かなかった。

配線2

このフロント付近の設置を想定して、センサーコードを+2Mの延長を施したわけです。温度センサーはインタークーラーの前方、ナンバープレートの裏側付近に結束バンドで固定した。

センサーの位置

黒い結束バンドにするつもりで探したが、あるはずのものがどうしても見つからなかった。代わりに茶色が出てきたので、ナンバープレートの裏側は見えない場所なので茶色で妥協する。

センサーを固定

次に本体設置場所の選定だ。収まりがピッタリなのはハンドルの左下と右下だ。でもその場所だと運転手しか見ることが出来ない。出来れば助手席からも見える位置が理想的だ。

取付場所候補1取付場所候補2

取付は両面テープで貼り付けるだけの簡易装着とした。商品の耐久性や性能も分からないので、半永久的な装備品としては扱えない。熟考の結果、フロントガラスの右隅に設置することに。

取付場所決定

取付位置も決まったことなので、もう一つの難関の車内での(はんだ付け)結線を行う時が来た。不安定な手元で上手く出来るのか?やってみないと分からないとしか言えない。

とにかく準備と段取りは念入りにしないと!フロントから引き込んだセンサーコードがかなり短い。なので地面での処置は無理。シート座席の上に受け皿を乗せて作業するしかなさそうだ。

車内のはんだ付けの準備

シート座席を1番前にして(はんだの受け皿)を置く。これでセンサーコードが皿にギリギリ届く状況だ。加熱中の(はんだごて)は地面に置き、コードが動かないようにテープで固定。

はんだ付け終了

準備は整った。気合を入れて作業開始!・・と意気込んで始めたが、思っていたよりも順調に(はんだ付け)を終える。拍子抜けするくらいにあっけなく終了。これで山は越えた。

結線にチューブを通す

(はんだ付け)したとは言っても極細線なので、熱収縮チューブ→絶縁テープ→アルミテープの3重で固めて断線防止処理。アルミテープは粘着が強く表面も強いので保険の意味で採用。

結線アルミテープ処理

ドア付け根の露出配線は動かないようにアルミテープを貼って固定しました。この線の露出部分があるところが「素人」がやったという証になってしまいます。今回は仕方ないですね。

露出線の固定

そうそう、電源をどこから引くのか触れてなかった。温度計の電源はヒューズボックから取り出します。実は昔に付けたヒューズ電源の一つが空いていたのです。それに端子を挿すだけです。

ヒューズ電源ヒューズボックスカバー

これで全ての線がつながったことになる。ここで一旦動作確認。マイナス端子をアースに付けて、エンジンキーをACCに回すと「温度計の表示が点灯」。良かった!とりあえずホッとする。

試運転

結線関係は終わったので、その配線がなるべく目立たないように隠していきます。マイナス端子はコンソールの裏側の金属に固定しました。最後に温度計を決めた位置に貼り付けて作業完了。

設置後画像1

いつもなら、ここで心地良い達成感に浸るのだが、今回はやったぞ感がかなり薄い。取り付けた温度計がイマイチなのだ。小さすぎるのかなぁ・・見えにくいぞ。設置場所が遠すぎたか?

設置後画像2

近寄っても何だかよくわからないなぁ。フロントガラスの近くは明るいので、バックライトの光量が足りずよく見えない感じ。上下左右を何かで覆って光を遮らないと改善しないような・・。

遠い温度計

それで外が暗くなってから改めて観察。やはり角度によっては表示内容が薄くて鮮明に見えない。昔の液晶テレビと同じで真正面に向けないとダメみたい。この場所には本体が小さいようだ。

設置後画像3

この商品の大きさと画面の明るさを考えると、近くて暗い場所への設置が妥当だったようだ。インパネの下なら暗いし近いので最適かも知れない。でも運転手しか見れないのがネックか。

いずれにしても斜めからは見え難いのだから、どこに付けても一人しか見れないということか?こういう商品は実際に付けてみないと分からない、という良い教訓を学んだと思うしかない。

設置後画像4

苦労して設置したのにも関わらず、設置後の商品のチープさに呆れて(言葉が無い)状態。納得がいかないなぁ。手前に付け直すか・・外してパジェロやデリカのクライノメーターにするか?

クロカン車種の純正のメーターを別の車に付けるのは、取り付けの収まりの加工があるので一筋縄ではいかない。無理っぽい感じだ。しかし納得がいかないというか、諦めが悪いというか。

そこで後日、メーターの直下に付け直してみた。配線が足りなかったので配線を延長。配線はハンドルのチルト機能を利用し上から回して、接着は住友3Mの車用の両面テープで貼り付け。

インパネ直下に移動

すると、凄くいい感じになった!取付場所を変えただけなのに、商品に対するチープさも感じない。距離が近くなったので、とても見易くなった。助手席からも見えるはず。これなら許せる。

助手席側から見る

ようやく今回のDIYの達成感がフツフツと湧いてきた。満足の結果で苦労が報われた感じ。とりあえず結果オーライだ。メデタシ・メデタシ。これでこの話はオシマイです。ではまた!

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