11月6日に(偽楽天)のメールが着たと思ったら、次は8日に(偽バリューコマース)から「クレジットカード決済完了しました」というメールが。こういうのはマジに頭に来る。
犯人が近くにいるなら(勝手にくだらないメール送るな!)と怒鳴ってやりたい気分だ。しかし、昔からウイルス添付メールや変なメールに報復は出来ない。ただ我慢するしかないのだ。
このメールが着た直前にアマゾンでクレジット決済を行ったばかりだったので、一瞬、そのアマゾンからの自動返信メールかと勘違いして頭が混乱してしまいましたよ。困ったものです。
件名は「クレジットカード決済完了しました」で宛先は(偽楽天)の時と同じで類似アドレス6箇所に同時に送っている。この「複数の宛先」を確認するだけで怪しさ90%ですね。
「クレジットカード決済のお知らせ」という最重要なことは、カード決済した1個人に対して1通のメールを送るのが常識。個人情報漏洩の観点からも他のアドレスへの同時配信は不適切だ。
メールの内容は→(本文:この度はストアマッチをご利用いただき誠にありがとうございます。クレジットカードでのお支払いが完了いたしました)
(必ず、今回の入金処理結果を、ストアマッチ管理画面からご確認ください。※お客様のインターネット接続環境や操作方法によっては正常に反映されない 場合がございます)
(ストアマッチのログインID(メールアドレス)とパスワードで、>>詳しくはこちら 詳細につきましては[予算管理]内、「入金履歴」よりご確認いただけます)
上記下線部分の日本語は変です。犯人が日本人ならばこのような意味不明の文にはならないですよね。IDとパスワードで何をしてくれと言いたいのでしょうか?おバカな外人さんだ。
ここで小学生以下の稚拙な文章の言い回しから(偽メールとして100%断定)です。もっと笑えるのは後半の「こちらをクリックしてご請求を詳しく説明して下さい」という文章。
もはやこれは日本語ではない。ここで正しい文章を書いて犯人に利用されるのは嫌なので正しい文章は書かないけど、読者の日本人の皆さんは説明するまでもなくお分かりですよね。
そして昨日と今日とではリンク先URLが違っています。昨日は「こちらをクリック」や「詳しくはこちらから」というリンクをクリックするとZIPをダウンロードするページが開いた。
そのページを開いた瞬間にZIPファイルが勝手にダウンロードされている。前回同様にウイルススキャンしてもウイルスではない。このZIPまでなら怖いことはないが解凍は躊躇う。
そもそも(料金明細)をZIPで圧縮して送る馬鹿がどこにいるのかって突っ込み入れたくなる。軽い書類は普通にPDFで送るだろう。ZIPに圧縮したのは何か悪さをする大きなファイルか。
今日になって同じリンクをクリックすると全く別のページに飛んだ。罠を仕掛けたが痕跡を残したくないのでリンク先を変えたようだ。本当にご苦労なことだ。下は今日のリンク先URL。
行き先が全く違う。「こういうことをやっていると罰が当るぞ!」と言ってやりたい気分。そう、昔は「悪いことをすると罰が当る」と教育されたものだ。でもそれって真理だと思う。
悪いことをして人に迷惑をかけて無事に平穏に生きていけるはずは無い。法律では裁けなくても「お天道様はお見通し」なんですよ。ちょっと古い言い回しですけどね。
さて、このZIPファイルの中身を調べてみると(支払い情報をチェック.DOC.JS)というファイルがあるそうです。これはネットバンキングの不正送金をさせるウィルスだそうです。
もし(支払い情報をチェック.DOC.JS)をダブルクリックしたら「 Ursnifというウイルス に感染」します。感染するとネットバンキング口座から勝手にお金が引き出されて泣きを見ます。
ですから不審なZIPファイルを解凍してダブルクリックはしないように!ダブルクリックしたら、彼ら(犯人)が楽をして儲ける手助けをすることになります。冗談じゃないですよね。
お天道様(おてんとうさま)、悪い奴らに天誅を!
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