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霊山歩 ~マンネリズムの彼方へ

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危険な暴走老人カート~早歩きVS電動カート

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いつもの公園の散歩コースを普通に歩いていたら、老人の車いす電動カートにマクられて先行を許してしまった。結構ギリギリのタイトなスペースをそれなりのスピードでパスされる。

抜かされた瞬間、何故かムカッときたので「老人カートに負けてたまるか」と気合入れてギアを1段上げて追走に入る。しかしなかなか追いつけないのだ。早すぎるぞ、カート野郎。

管理人も限界に近い早歩きをしているのだが、同じか又は電動カートのほうが速い感じ。こちらは脹脛(ふくらはぎ)が攣りそうだ。あんな早いカートは見たことがない。

上り坂ではこちらのほうが少し速いが、平坦では間違いなくカートのほうが速い。熟練ウォーカー歩行者の早歩きと変わらない速さだ。あれだけ速いと(老人カート)だと馬鹿に出来ない。

後ろから観ているとその老人はかなり無茶苦茶な運転で、他の散歩者や犬連れの人たちとギリギリの間隔でパスしたりすれ違ったりしている。暴走している自動車みたいなものだ。

その走行ライン直線上の前方から誰かきてもハンドルを切らずコースを変えず、構わず突進して(どけどけ)という感じで相手の歩行者に避けさせる運転。安全運転とはほど遠い。

そんな運転を観ていてさらに熱くなってきたので「絶対に抜いてやるぞ」と小走りにしたところでカートは止まってしまった。野球場グランド前で草野球の試合観戦をするようだ。

残念だが勝負はお預けだな・ん?・冷静になって考えると非常にくだらないレースごっこをやっていたようだ。馬鹿みたい。熱くなってムキになってしまったのはその暴走行為のせいだ。

その電動カートだが想定外の速さだったのでちょっと調べてみた。公園を走行していいのだろうか?電動カート・電動車いす・シニアカー・シルバーカー等で呼び名は色々あるようだ。

カートには速度設定があり高速設定だと時速5~6kmのスピードが出るようになっている。法律で時速6km以下に定められているから免許は不要。車両ではなく歩行者扱いだとか。

しかし管理人が大股で気合入れて歩く速度と同等又はそれ以上の速さというのは、たぶん時速6kmを少し上回っているような気がする。フルチューン(改造)しているのか?

いずれにしても歩行者の歩く速度より速い乗り物が車両ではなくて歩行者扱いというのは変だ。身勝手な性格の者や認知症の人がそんなものを運転したらたまったもんじゃない。

電動車いすカートには自動車の強制保険のようなシステムがなくて保険の加入義務もありません。万が一、ぶつけられて怪我をしても車の事故の被害者の救済処置はありません。

電動車いすカートにぶつけられた場合に加害者から補償されるかどうかは、相手が任意保険に加入しているか又は相手の資産次第になります。歩行者優先なんて言ってられないですよ。

ですから車いす電動カートにはくれぐれも用心して、避ける時は避けて危険回避しないとダメです。そしてカートに乗る人も一般歩行者に注意を払って運転してもらいたい。

そのうちに電動車いすの「暴走カート」の事故が多発して社会問題にならなければいいのだが。

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