前回は(禁欲)することの一般的なメリットをお話しました。今回は管理人の実体験と感想及び、その効果についての考察をお話します。現在は「禁欲」開始240日ほど経過しています。
ちなみに管理人は1日おきに射精する、という生活を50年以上送ってきていました。勿論、加齢と共に徐々に弱ってはきているけど、それでも自家発電は「禁欲」実行まで続けていました。
「性禁欲」・・(エロを禁じて)(一切射精しない)という生活を開始して、1週間程度で「美肌」効果を実感。顔の皮膚がモッチリすべすべになりました。これは今でも続いています。
でもニキビ跡の凹凸の修復やシミが無くなる、なんていうことはありません。もしかしたら若い頃から「禁欲」していたら、表面の凹凸やシミの無い美顔になっていたかもですね。
「二重瞼になる」という現象は微妙でした。肌が柔らかくなってツッパリ感がなくなるので、瞼付近に余裕が出来て二重になりそうな雰囲気はある。これも「美肌」効果と同じ時期です。
でも二重が定着することはなかった。管理人は10歳代の頃は二重だったので、もっと早くに「性禁欲」していたら二重瞼が復活したかも。元々一重の人は二重瞼への変身は無理だと思う。
ところで65歳という年齢のせいか、10日程度の「性禁欲」は我慢など皆無でスムーズでした。やりたい、とも思わなかった。我慢しての(ほとばしる欲望)というものも全く感じない。
「性禁欲」してもストレスがないことは歳を感じましたね。でも1ヵ月位経過すると溜まった感じがして、出したくなるという衝動が少し出てきました。とは言っても、本当に少しだけです。
「性禁欲」を始めた頃は筋トレは採用していなかったのですが、出したくなる衝動が出てきた1ヶ月後位から筋トレを開始。ムキムキになるのが目的ではないので、自宅で出来る筋トレです。
最初は1日に腕立て伏せ30回・腹筋30回・スクワット50回程度が限界でした。中でも腕立て伏せはキツくて5回やったら腕がヘナヘナになって、5回を6セットやって30回としました。
考えてみると筋トレなんて40年ぶりです。若い頃は腕立て伏せ30回位は一気に出来たのに、僅か5回やったら無理という状況。自分で思っている以上に弱っていることを思い知りました。
筋トレは少しキツい思いをしないと(テストステロン)は増えないらしい。なので少しずつ回数を増やして行き、キツい思いを続けなくてはいけない。そうすると自然と筋肉も増えて行く。
現在は2日おきに腕立て伏せ100回・同じく2日おきにスクワット100回・毎日腹筋120回をこなしている。筋肉を休めることも必要らしいので、毎日全部の項目はやらないようにしている。
筋トレは内臓も鍛えられるらしいので、心房細動で酷使している心臓を鍛える意味でも頑張っている。その甲斐あってか、心臓の動きの検査結果で数値が少し上がったのは成果であった。
「性禁欲」を開始して1~3ヶ月位の頃が、その効果を一番実感出来る時期だと思う。管理人の場合は(睡眠時間が短くなる)(疲れにくくなる)(抜け毛が減る)という効果の実感はない。
3ヶ月を過ぎた頃から(朝起ち)が時々発生。久しく忘れていたことだ。それと同時に(やりたい気持ち)が一層強くなってくる。とは言っても、普通に我慢出来る程度のレベルである。
おしっこの出は一瞬良くなったけど、それも最初の頃だけで最近は元に戻ったような感じ。前立腺が再び大きくなったのか?(テストステロン)が思ったよりも増えていないのかも?
持病の心房細動は治らず、「性禁欲」して8か月目の現在も続いている。他に健康面での効果で特筆すべきことはない。精神的効果については、自分で自分を評価するのは難しいところだ。
何となく(大らかになった)(神経質な部分が減った)という気はする。この世の仕組みが+-等価交換ならば、快感やご褒美+には反作用-があるはず。その反作用が怒りだとも言える。
「性禁欲」で(快感ご褒美)が無くなった反作用で、怒りっぽくなったり落ち込んだりも無くなった感じはする。また「欲」を我慢することにより、忍耐力・意志力等は向上したはず。
それと「エロ禁」で邪(よこしま)な思考が消滅するから、心の浄化作用には効果的である。さらに(後ろめたい気持ち)が無くなるので、精神衛生にも非常に良い影響を与えると思う。
以上のことから「性禁欲」の精神的効果をまとめると(精神力の向上)(人間性の向上)ということになるだろう。宗教的な観点から見ると目標の「聖人」に近づくということになるのかな?
「モテ効果」であるが、意外にも感じている。「オナ禁」の先達がよく言っている(女性と視線が合う)現象は体験済み。歩いていてすれ違う女性のほとんどと目が合ってしまう。
こちらが意識して女性の目を見てしまうから、というのもあるかも知れないが。それにしても顕著。コロナ禍でマスク着用しているので、相手もこちらの顔を確認するためではないはずだ。
やはり眼力なのかオーラなのかフェロモンなのか、女性に何かを感じさせるものの何かがあるようだ。この状態も「性禁欲」して間もなくの頃に体験し、現在も引き続き継続中である。
身近の女性とのコミニケも良好で、妻・息子の嫁・職場の同僚はやたらに優しく接してくれるようになった。今のところはそれ以上のことはないから、これをモテ効果と言えるのかは微妙。
それと就職活動の応募から面接が100発100中だった。まぁ100回は大袈裟で実際は3回だったけど、全て書類選考から面接まで◎で内定をもらった。それで今の職場は某行政機関。
65歳なので正規職員にはなれないが、任用職員という公務員と同様の身分。募集人数1人という狭き門であったが、自分の過去の応募と結果を考えると採用は奇跡的だ。
この就活の成功は絶対に「性禁欲」の効果だと確信している。「性禁欲」を開始して3~4ヶ月位の時に応募して面接したのだが、不思議なくらいにスムーズに事が運んだ印象がある。
面接は面接官が男2人・女2人の4人がいて、その対面に管理人が1人で対応する形で行われた。全ての質問に対して説得力のある回答が出来て、面接官全員を圧倒したイメージは持っている。
その今の職場では存在感を発揮して目立っている。どうやら男女に関係なく影響力を発現しているように感じる。「性禁欲」してからは人間関係が順調そのもの。トラブルなんて皆無である。
人間関係に万能的な効果はフェロモンだけの問題ではなくて、別のパワーのオーラという表現が適切であろう。フェロモンはそのオーラの構成の一部か、又は全く関係ないのかも知れない。
そもそも65歳で性エネルギーも少なくなっているから、変換されるフェロモンも少ないのが当たり前だ。同姓に対しても同様の強い影響力を考えると、フェロモン云々ではない気がする。
(性と距離を置く=エロ禁・オナ禁)を実行することで、人としての本来の精神活動が復活して性格が良い方向に変化。さらに眠っていた本来の人間力が発現した、と管理人は思っている。
この不思議なパワーというかオーラは、古(いにしえ)の教え・経典に書かれている「性禁欲」のメリットだと思う。「性禁欲」は良い意味でのカリスマ性を生み出す手段だとも言えよう。
具体的に表現すると「性禁欲」は他人に対しての(存在感)(吸引力)と、物事に関しての(開運力)を身につけさせるという、人間力の全てを向上させるための修行なのかも知れない。
何だか宗教臭い方向の話になってしまったが、「性禁欲」効果を一言で表すなら(人間力のアップ)ということに尽きる。美肌やモテ効果等は人間力がアップした副産物に過ぎないと感じた。
管理人は「性禁欲」を約240日(8ヶ月)しかやっていないのにも関わらず、(美肌)(モテ効果)(大らか)(存在感)(就活大成功)というようなメリットを与えられた。凄い事だ!
しかし期待していた不整脈(心房細動)は治っていない。年齢的に健康に回るエネルギーは少ないからなのか、又は「性禁欲」に病気回復の効果の多くは期待出来ないのかもしれない。
健康については禁欲のもう一つの「食禁欲」を徹底して、(断食)等をやったほうが効果的と思われる。「食禁欲」の代表的な行の(断食)は健康に大きなメリットが報告されている。
管理人が行っている(1日2食)だけでは、「食禁欲」としては甘いということなのだろう。(1日1食)又は数日間の(断食)を実行すれば、健康や持病が改善するような気がする。
ということで各宗教で説く「禁欲」の完全な効果を得るには、(性欲)のコントロールだけでは不十分ということがわかった。(食欲)のほうも真剣に抑制しないと不完全なようですね。
(断食)については興味があるので、いずれはどこかで体験してみるつもり。その時はまたこのブログで報告します。皆さんも「禁欲」に挑戦してみたらどうでしょうか?
「禁欲」は普通では得られないメリットがあります。自分を変えたい時や運命を変えたい時、是非試してもらいたいです。年齢も(たぶん)関係ありません。今からでも遅くないです。
それでは映画のスターウォーズのジェダイの有名な言葉で締めくくりますね。 → 読者の皆さん、「フォースと共にあれ」・「フォースと共にあらんことを」・・ではまた!
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