その後も(不動産)(賃貸管理)(宅地建物取引士)等のキーワードで探していますが、良さそうな求人は相変わらず年齢制限でアウトです。なかなか厳しい状況が続いています。
今のところ土日祝が休日の仕事を選んでいますが、土日出勤の仕事なら何とかなるかも知れません。でも前職が土日休みだったのでまだ踏み切れませんね。もう少しあがいてみますよ。
そして年齢的に過去のスキルは過去の遺物になりそうなことも感じてきました。60歳過ぎて(宅地建物取引士)の資格を持っていても、(宅地建物取引士)募集にも年齢制限があります。
いままでの経験が活かせないのならば別の道を考えるしかありません。でも「誰でも出来る簡単な仕事」では条件も悪い。60歳過ぎの職業は(清掃)(軽作業)(介護補助)ばかりです。
それでもメゲずに探していると(フォークリフトの資格がある方)という募集を発見。調べてみると「フォークリフト」は4日で資格が取れるらしい。教習学校の料金も4万円程度で安い。
その学校検索で分かったことなのだが、とある学校のページで「教育訓練給付金」なるものが支給されるとの記述がある。これは初耳だ。ハローワークでも具体的な説明は受けていない。
それでハローワークの(就職相談窓口)で相談のついでに聞いたところ、担当者は詳細を把握してなくて「給付課」で聞いてくれとのこと。その給付課で初めて制度の話を聞いた次第。
失業後にハローワークでは失業保険・再就職手当・職業訓練校については詳しい説明があったが、「教育訓練給付金」の説明は何故か皆無。それが結構使える制度だからビックリです。
ハローワークの説明は「働く方の主体的な能力開発の取組みを支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度」ということでした。
「厚生労働大臣の指定する一般教育訓練を受講し終了した場合に、支払った費用の一部を国が負担する」という内容。簿記検定や介護職員初任者研修等も一般教育訓練の給付対象だ。
もっと簡単に言うと「労働者や離職者が必要な資格取得のために教育訓練を受講する場合に、その受講費用の一部を国が支給しますよ」という制度のこと。原則は雇用保険の被保険者が対象。
離職者でも被保険者期間が3年以上で離職してから1年以内であれば対象となる。ただし66歳の誕生日前日以降の人は対象外。給付金は一般教育訓練と専門実践教育訓練の2種類がある。
一般教育訓練は受講費用の20%又は上限10万円が支給される。給付金の算定額が4千円を超えない場合は支給されない。専門実践教育訓練は受講費用の50%又は上限120万円と破格の援助。
専門実践教育訓練の科目は専修学校や大学で受講するような内容で、お金も時間もかかるので管理人には関係のない分野です。詳しい説明は省きますが興味のある方は調べてみて下さい。
調べると言っても(一般教育訓練)又は(専門実践教育訓練)(科目)又は(種類)と検索としても、何故か具体的な科目は出てきません。取得したい資格から検索しないとヒットしない。
厚生労働省のページに(専門実践教育訓練)の指定講座の一覧はあるけど、(一般教育訓練)の一覧は見当たらない。とても分かりにくい。わざとそうしているのではと疑いたくなります。
フォークリフトの資格取得の教習所での受講は一般教育訓練に該当。受講料が4万円だと20%の8千円が支給される。問題はその教習所が一般教育訓練給付の対象になっているかどうかだ。
東京は数箇所の教習所でフォークリフトの資格講習を実施している。ところが管理人が調べたところ6箇所のうち2箇所しか一般教育訓練給付の対象ではなかった。何で?不思議で仕方ない。
教習内容は全く同じなのに給付対応していない教習所のほうが多い。一般教育訓練給付に対応する・しないの理由がよく分からないが、検討している人はこの点は気をつけないといけません。
さて、フォークリフトの運転資格ですが実質3万円ちょっとで取れるなら、有効な暇つぶしとして受講してみようかと検討中です。給付金制度もせっかくだから活用したい気分ですね。
そして新しい求人情報を待つだけでは毎日が物足りない。自分自身がフォークリフトを運転している姿は全く想像つかないけど、資格を持っていれば就職先の選択肢が少しは広がりそうだ。
フォークリフトの資格を取得しても、不動産関係で良い仕事があればそれにすればいいだけ。その場合はもっと老人になった時にフォークリフトの資格が活かせるかも知れない。
ということで(フォークリフトの運転資格の教習)を受講するかどうかよく考えてみます。受講料タダならいいんだけどなぁ・・
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