3月13日(火)に求人情報をピックアップして、ハローワーク窓口で(隠れ)年齢制限の確認をしてもらう。すると6件中2件(A社とB社)が「61歳」でも検討してくれるという回答。
両方共に前職と同じ(不動産関係)の仕事だが、そのうちのA社はシステムが出来上がった会社で電話の営業事務のような内容。B社はこれから新規事業を立ち上げるための求人だった。
年齢制限が無く応募の門戸が開かれるのは歓迎だが、既にシステムが出来上がった会社は若い社員も多そう。にわかに若い社員とのコミュニケーションの悩ましさが脳裏をかすめる。
若い社員が先輩や上司になる?若い社員が自分にあれこれ指示するのか?上司が息子と同じような年齢だとやり辛い。先輩や上司が40歳代後半ならいいけど30歳代だとキツいなぁ。
たぶん採用する側もそのようなことは織り込み済みだろうけど。職種が「誰でも出来る簡単な作業」だと上司が若いのが多いはず。応募するにはそんなことも考えないといけないようだ。
それで選んだのはB社でした。B社は何もないところから新しく始めるので、それはとんでもなく大変だと想像できる。でも若い上司との下剋上の人間関係に悩まされることよりも断然いい。
B社の求人票を見ると(社長と二人で創り上げていく事業)という雰囲気だ。これに決めた!早速、ハローワークの窓口の担当に先方への電話連絡をしてもらい(紹介状)を発行してもらう。
求人している企業は履歴書郵送して書類選考になるケースが多いが、B社はいきなりの面接ということで一昨日の3月15日(木)の14時に訪問することになった。場所は港区六本木だ。
準備するのもは(履歴書)(職務経歴書)(紹介状)(宅地建物取引士証)(運転免許証)の5点。そして(履歴書)と(職務経歴書)をB社の求人内容に沿うように作成して備える。
履歴書の志望の動機や職務経歴書のアピールポイントは、応募する会社の仕事内容に応じて臨機応変に作成するのが定石だ。このようなことをするのも、これが人生最後の経験にしたい。
当日は久しぶりにスーツを着てネクタイを着用。何となく身が引き締まるような気分。初めて行く場所なので予め場所を確認するために早めに出発。遅刻したら即アウトになってしまう。
テキトーに時間を潰して10分前に玄関前で待機。この場合、経験上、たぶん2~3分前位の訪問がベストのような気がする。そして13:57にピンポンすると直ぐに玄関が開いてご挨拶。
面接の詳細は省略しますが、手応え十分の感じで退室。そして昨日午前中(是非来て下さい)と採用通知の電話がありました。とりあえず「よし、やったぞ」という達成感と安堵感でしたね。
どちらかと言えば「安堵感」のほうが大きかったかな。就活ってホントに面倒だ。それから開放されるのは何よりです。それと安定収入が得られるという安心感です。本当に良かった。
就職が決まったら決まったで、やらなくてはならない事が残されています。ハローワークに(仕事が決まったという報告)と(採用日までの失業保険受給申請)を行わなくてはなりません。
そこでハローワークに行き(給付課)に就職先が決まったことを告げ、失業認定書に就職先を記入して提出。その後は番号を呼ばれて給付課の相談コーナーで各種提出書類の説明を受ける。
就職先の事業主には(採用証明書)(再就職手当支給申請書)(離職前事業主との関連及び雇用期間についての証明書)の書面に必要事項を記入してもらい、ハローワークに提出とのこと。
事業主の書き方によっては「再就職手当」はもらえなくなる。「再就職手当」は1年以上雇用される見込みが無いとダメ。雇用保険に加入しない場合もダメと色々と制限がある。
注意しなくてはならないのは(離職前事業主との関連及び雇用期間についての証明書)だ。離職前の職場と就職先の関係が無いという証明書だが、回答が(Yes)(No)の択一なのだ。
2者択一で間違えて逆にマークしたらアウトになってしまう。ここは気をつけてもらわないとヒドいことになる。念のため採用先に頭を下げて間違わないようにと説明するしかなさそうだ。
(採用証明書)等の書面はハローワークに提出しなくてはならないが、勤務開始後はハローワークに行く時間はない。そこで書類と一緒に(返信用封筒)を渡され郵送処理でもOKとのこと。
「再就職手当」は上記書類をハローワークで受理してから3週間~2ヶ月以内に支給される。説明だと3月中は空いているから早いが、4月5月は混むので事務手続きが遅れるらしい。
尚、余談ですが、先日検討した「フォークリフト」の資格についてですが、実は学校に申込書を送る準備をしてお金を振り込む直前の状態まで行きました。でも土壇場で踏み留まりました。
最後の最後に(心の準備で)もう一度ネットで教習動画を視聴。その関連動画に「ある企業のフォークリフト新人研修」なる動画を発見。資格保有者に改めて訓練を施している内容だった。
その動画を観て思った。運転資格を持っているだけでは即戦力にはならない。フォークリフトには熟練が必要だということを思い知ったのです。これだから素人判断はダメですね。
60歳過ぎてフォークリフトの資格を取ったとしても、事故のリスクを考えたらペーパードライバーのジジイなんて雇ってはくれないですよ。それが資格取得断念の理由です。
で、もう一度初心に戻り(自分の経験を活かせる仕事)の求人情報の集取に専念した次第。そして今回の採用までの流れとなり、前回のフォークリフトの記事から1週間以内の決着でした。
さて、今年から追加した「求職」のカテゴリーですが、この記事が「求職」関連の記事としては最後になりそうです。ここまで管理人の求職活動を見守りいただきありがとうございました。
管理人の求職活動が中年の方や定年退職した方の参考になればありがたいです。
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