参考までに↑写真は管理人の結婚披露宴のものです。約35年前の青年時代です。自分も妻も若かったなぁ、とつくづく思ってしまう。人生あっという間に年をとりますね。
さて、いよいよ結婚式当日です。9時45分から親族だけが集まりまして家族親族紹介となりますので、9時前には式場に着いて着替えて、さあ写真でも撮るかと思ったところに・・。
「お母さんお父さん、打ち合わせがありますのでこちらへ」と係りから声がかかります。それからというものは自分の時間などなくてバタバタになりました。私用が何も出来ねぇ。
事前に打合せということで「式の流れと親のやることの説明」を受けて、それが終わったと思ったら結婚式のリハーサルで式場へ。写真など撮れぬ。新郎父は忙しい。
息子たちは(神前式)ならぬ「人前式」という聞き慣れない結婚式を採用。宗教は一切関係ないことが売りの最近流行の儀式らしい。内容は神父のいない教会式といった感じです。
パイプオルガンと木の椅子は教会そのままの雰囲気。式場の係員が神父の役目です。管理人は神式で神主に祝詞を挙げてもらった記憶があります。人前式は教会式に近い感じ。
結婚の儀式のリハーサルが終わったら各々の家族が入ってきて、そのままの状況で家族親族だけになりました。ここではそれぞれの父親が家族親族を紹介する時間にあてがわれます。
次に結婚の儀式で各々の両親が結婚証明書にサインしたりします。本人は結婚指輪をやりとりして誓いの言葉とチューをします。そこで儀式は終わり正式に夫婦となります。
退室の時に周りの参列者が用意されているシャボン玉を吹いて見送ります。これで結婚式場から披露宴会場へ移動します。披露宴では主賓の挨拶の時に両家の両親は起立します。
↑管理人です(26歳時)何故か左手に白グローブを持っていますが正しくは右手です。昔のほうがテキトーでアバウトだったのかも知れません。
披露宴の途中で主賓の方々にタクシー代を渡すのが新郎の両親の役目でした。そして新郎父の「お礼の挨拶」が最後となるはずでしたが、今回はその後に新郎の挨拶があってそれで終了です。
昔の結婚式と何が違うか?といえば、新郎新婦の動画の配信ですね。昭和の50年代はビデオテープという物もなく、動画撮影はテレビ局のみの時代でした。時代の進歩を感じます。
余談ですが、確か昭和の最初のビデオデッキは30万円位の価格でしたね。最終的な価格は1万円程度になっていたので、電気製品の新規格新商品は恐ろしく高いということです。
その後はムービーも一般に普及しましたが動画編集技術はまだまだでしたね。PCやソフトの処理能力から、その日に撮ったものを直ぐに編集して流すなんて芸当は絶対に無理でした。
当然ながら、その日の結婚の儀式の動画が紹介されていました。この技術の発達にはびっくりしましたね。たぶん5年前だと1時間以内の動画編集は無理だろうと思う。
披露宴が終わると新郎新婦と両親は来賓者を見送るために並びます。この時に用意した(6点セットの中の)白グローブを右手に持って見送るのです。実際には手にはハメません。
最後にこの結婚式についての個人的な感想ですが、100人超えと多くの参列者が列席していただいたにも関わらず、コンパクトにまとまった感じがして凄く良い式だった。
コンパクトじゃないのにコンパクトに感じたのは皆さんの意識が同じ方向に向いていたという証拠。息子にアッパレと言ってやらないと!そして一人片付いてホッとした気分ですね。
また、息子は高校・大学では(あるスポーツの部活)に打ち込んでいたので、その時にお世話になった恩師や先輩や友人の懐かしい方々も出席していただきました。
新郎の父という立場でしたが、皆さんと久ぶりにお会いさせてもらい楽しませてもらいました。式場のスタッフの皆さん、ご列席の皆さん、本当にありがとうございました。
これで長男の結婚式の説明は終わりです。これから新郎父になる方の参考になればありがたいです。
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