前回の投稿が2022年6月26日でした。実に約9ヶ月ぶりの投稿になってしまいました。更新が出来なかった言い訳ですが、その間は色々とあって大変な時期だったのです。
新しい職場の適応・次男が結婚・新型コロナウィルスに感染・同居の義母の他界・心房細動の手術で入院・新しい資格への挑戦・ウィルス性胃腸炎罹患、、まさに激動の期間でした。
そのどれもブログの大きなネタにはなったけど、ブログを書くという気持ちも余裕がなかった。また、心房細動・不整脈の悪化もあって気力や体力が低下していた感じです。
今回、ブログを再開するに当たって何をネタにするか?・・を考えた結果、2021年9月の退職から2022年4月の再就職、そして現在に至るまでの仕事を語るのが最初かなと思います。
それでは振り返ってお話を進めて行きます。・・約1年半前の2021年9月末で前職を退職しましたが、その後は人生最後の失業保険をもらいながら就活兼ねて療養生活を送っていました。
65歳での就活は希望する仕事の求人は少なく、半年間で応募したのはたった3件だけ。結果としては応募した3件全て内定をもらいましたが、1件目は条件が悪く断わりました。
1件目は大手のホームセンターのリフォーム担当員です。電気工事士・危険物Z4資格とDIYの知識があるので応募。仕事の内容は住宅リフォームの受付対応と、ちょっとした工事業務です。
ここの試験が一番面倒でしたね。面接だけではなかったのです。簡単な国語と算数の筆記試験に、手先を使ってビーズを色分けする適性検査でした。それが終わって、ようやく面接です。
面接官は3人でした。面接で聞かれたことは、住宅リフォームの経験や機器の取付けのことがメインでした。その面接で勤務日程や報酬条件を提示されたのですが、そこで??となった次第。
募集要項には1年に1回昇給ありとなっていたけど、(65歳からは昇給されない)という説明。昇給があるなら最初は安くても我慢する、という目論見がダメに。それはないよなぁ・・。
(65歳以上の雇用は退職金がなし)と、自分には不利な条件しか告げられない感じ。その面接の時点でやる気が失せる。でも審査の行方を知りたいので、その場では辞退しませんでした。
数日後に採用内定と電話連絡がきましたが、丁寧に理由を話してお断りです。何故、採用したいのに見送るんですか?と言われて、ズバリ「昇給と退職金がないから」と言いました。
他の高齢者の今後のためにも、不利な条件は言っておかなくてはいけません。高齢者の足元をみるような条件は気分が悪くなる。2件目は某行政機関の職員の募集。ダメ元で応募してみた。
この職員募集は作文と履歴書の書類選考があり、それに通過して面接試験となる。応募から採用されるまで約4ヶ月先になるという、こちらとしては気の遠くなる応募先であった。
内容は某行政機関での住まいの相談業務。宅地建物取引士を募集ということで、宅地建物取引士を持つ管理人も応募資格ありで応募した。ちなみに今回の就活は全てハローワーク経由。
某行政機関への応募に同時進行して、小さな不動産屋にも面接に行った。単なる不動産屋で条件も微妙で気乗りしないけど、収入を得るためには仕方ない。こちらは難なく面談即決となる。
不動産屋のほうは滑り止め感覚であったので、某行政機関の結果を受けて勤務開始する日程とした。安定を考えるならば小さな不動産屋よりも、行政機関の職員のほうがいいに決まっている。
とは言っても、某行政機関の職員募集は若干1名という狭き門だ。書類選考で落ちると思っていたのが、書類選考が通り面接を受けることになった。面接は相手が4人でこちらが1人の4対1。
管理人は営業接客業が長かったので、面接は比較的得意だと思っている。意地悪な質問もあったけど、無難に返答して手ごたえは感じた面接でした。そして奇跡が起きて採用内定通知が届く。
その通知が昨年の2022年2月上旬でした。書面の通知の前に電話連絡がありました。その連絡の後に内定している不動産屋にソッコーで、断りを入れたのは言うまでもありません。
2022年4月1日から勤務を開始して、あっという間に2023年3月になり、約1年が過ぎ去ろうとしている。ここまでの時間消費は実にスムーズ。職場内もいい雰囲気です。
仕事内容も福祉関係で遣り甲斐がある。福利厚生もしっかりしている。大袈裟な言い方ですが、今までの45年間の仕事人生の中で一番良い仕事であり、良い職場であると感じています。
・・さて、今回、就活が上手く行った理由ですが、学歴や職歴がいいとかの単純な問題ではないと思っています。勿論、勉強や知識の取得努力は必要です。でもそれだけでは足りない。
そういう一般的な努力・普通の努力は、やっていて当たり前なこと。それだけでは上手く行かないのが、この世の常なんです。そのことを今回は体験的に思い知らされた感じです。
どんなことでも(運)や(目に見えない何か)に味方されないと、ベストな結果は得られない。そんな「プラスアルファ」がないと、やること成すことが思うようにならないことが多くなる。
昔から(運も実力のうち)と言いますが、それって一理あると思う。今回は「禁欲」を数ヶ月続けて(就活)を始めました。それが自分自身の「プラスアルファ」になったと確信しています。
「禁欲」の開始後では自分の存在感がアップして、巡って来る運命が良くなる感じ。「禁欲」について興味のある方は、本ブログのミステリーのカテゴリーの禁欲の記事を参考にして下さい。
管理人の場合のプラスアルファは「禁欲」でした。・っていうか男は「禁欲」で成功すると思う。このことを若い頃から気が付いていたら、もっとスムーズな人生を送れたかも知れません。
本ブログのこの(仕事・求職のカテゴリー)、2018年1月9日に始まり5年目になりました。毎回毎回・毎年毎年、失敗と挫折と言い訳の連続で、とても難しいカテゴリーでしたね。
5年目でようやく納得のいく仕事・職場に出逢うことができた。紆余曲折ばかりで5年も年齢を重ねてしまったけど、とりあえず、(めでたし・めでたし)になって良かったですよ。
今回が人生最後の就活で、最後の仕事になるかもです。今回でハッピーエンドで終わることを願って締めくくりにしたいと思います。では皆さん、次回は違うカテゴリーでお会いしましょう。
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