「山のふるさと村」のレポートの続きです。夜は雲も無く天体撮影には最適な状況でした。ですが望遠レンズの電動赤道儀使用は初めてです。一昨年は手動赤道儀で天の川を撮影。
↑広角側での撮影は(極軸合わせテキトー)(手動赤道儀)でも何とか見れるレベル。(夏の天の川)は色がはっきり出て明るいですが、現在の(冬の天の川)の色は薄くて淡いです。
今回は天の川の左側に写っている小さな光の塊の「アンドロメダ銀河」がターゲット。300mmや600mm望遠レンズ使用だと極軸合わせがテキトーだと話にならないかもです。
↑やはり星が流れて写ってしまいました。誰にも教わらず人生初めてのトライのわりには、それなりに写っていたので機材の進歩を感じましたね。昔のフィルムカメラでは考えられない。
画像は300mmで撮ったものですが、ピントもちょっと甘いような感じ。もっと経験を積んで完璧な星雲撮影をしたいです。600mmのほうは星の導入もままならず問題外でした。
撮影技術が向上したら(天体写真)のカテゴリーを作ろうと思いますが、このレベルではまだまだ先になりそう。そして今回は観光カテゴリーなので撮影の細かい話は省略します。
翌朝のチェックアウトは先ずは徒歩で駐車場まで車をとりに行きます。紅葉が綺麗な場所や橋を渡ったりと変化に富んだ道なので飽きません。ちなみにずっと下り道だから楽。
チェックアウト後は再度クラフトセンター(ビジターセンター・レストラン)のある場所に戻り、そこから奥多摩湖畔を歩いて浮橋(通称ドラム缶橋)まで散策しました。
曜日的には月曜だから朝から歩く人は他には誰もいない。紅葉の最盛期は過ぎているようですが、まだ綺麗に色づいている木もあって目を楽しませてくれる。撮影も気合が入ります。
奥多摩湖に鏡のように映る紅葉が何とも言えずいい感じ。ここって東京都なんですよね。こんな景色の中にいると、ここが東京都だということを忘れてしまいそう。
前回来た時は猿の群れと遭遇して、一部の個体と睨めっこになりました。後から知ったのですが猿とは目を合わせてはいけないそうです。熊は目を逸らしたら襲われる。それとは逆です。
猿は目が合うと怒らせてしまうらしい。それを知らずにずっと見ていたものだから、猿くんはギャーギャー騒いでそれは大変でした。まぁ何とか襲われずに済みましたけどね。
今回は猿軍団と遭遇せず。動物との遭遇は小鳥だけでした。他に人がいないので熊の出現が一番怖い。熊だけは勘弁です。お腹が空いてきたのでドラム缶橋でUターンして戻ることに。
この旅の最後の目的は場内にあるレストラン(やませみ)の「奥多摩ヤマメフライ定食」を食べること。前回食べてその味にハマってしまった。どうしてもまた食べたいのだ。
↑ヤマメってシャケよりも油が乗って美味しい感じ。フライだけでなくて色々な種類が添えられています。これで1,100円。意外にリーズナブルのような気がする。本当に美味しい。
外の紅葉を観ながらの食事もオツなもの。いや~、山のふるさと村、いいところでした。秋しか来たことがないので次は違う季節に来てみようかと思う。新緑の季節なんてどうだろうか。
ところで、「山のふるさと村」付近で困ることは(お土産)の入手です。「山のふるさと村」には(お土産)は売っていません。近くに道の駅もないしドライブインもなし。困ったものです。
奥多摩の一番の名産はたぶん「ワサビ漬け」だと思う。奥多摩のワサビ漬けは安くて美味しいけど、お土産として売っているのを見たことがない。それで今回は奥多摩駅付近で物色してみた。
やはりお土産屋は発見できず。仕方ないのでスーパーで地元産のワサビ漬けを買ってお土産にした。1パック230円とバカ安。でも静岡産や安曇野産の500円のものより美味しかった。
もし奥多摩方面に出かけたら「ワサビ漬け」がおススメです。以上、奥多摩の小旅行レポートでした。
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