令和3年2月15日から新しい職に就いて約5ヶ月以上が経過しました。そこでこの（求職カテゴリー）の記事として、就職活動からここに至る過程や、現在の状況をお話しようと思います。
昨年秋は（宅建建物取引士）求人で変な会社に就職して、一ヶ月で逃げるように退職。それに懲りてその後は「第二種電気工事士」と「危険物取扱者乙4」の資格活用の就活に戻しました。
本格的な電気工事の仕事は年齢的に厳しそうなので、町の電気屋や家電修理・ビル管理等で探してみた。コロナ禍で景気が良いのは家電業界らしい。在宅者が増えて家電が売れているそうな。
ハローワークの求人では街の「電気屋」が3件・「ビル設備管理」は数十件あった。「家電修理」はなかった。街の「電気屋」は個人経営の小さな商店だ。なので面接予約や結論は早い。
そこで先ずは「電気屋」に打診してもらう。ハローワークの職員がそこに電話すると→64歳ですかぁ、100kgの洗濯乾燥機を運んだりするけど大丈夫ですかねぇ？というコメント。
この100kgの運搬取付設置作業は想定外だった。最近の家電の売れ筋は（洗濯乾燥機）らしい。我が家には無い代物なので盲点だった。それにしても100kgの物を二人で運ぶのはキツい。
腰を痛めるリスクがあるけど給与は高くはない。ならば諦めたほうが無難だと思った。老年期に入りかけている今、無理な力仕事はやらないほうが身のためだ。残念だが「電気屋」は却下。
募集が数十件あった「ビル設備管理」ではあるが、事前打診をしてもらうと年齢や実務経験の有無で2件のみとなった。どうやら「ビル設備管理」の仕事は実務経験を問われるようである。
「ビル設備管理」・・選んではみたものの、全く想像が出来ない世界なのでイマイチ踏み出せない。当時は12月の年末ということもあったので、ここは慌てずに年明けの情報を待つことに。
年が明けて2021年になり日立系列の「家電修理」の求人が出たが、書類選考・面接と時間がかかり採用までの道のりが険しく長い。書類選考・面接を経て採用に至るまでは2ヶ月先であった。
「家電修理」は電気工事士の範疇の強電ではなく、弱電という特殊な世界だ。趣味的に家電修理の若干の経験があったとしても、64歳の業界素人は選考に苦戦すると考えるのが妥当かも。
そんなことを考えている時にトンネルや橋の保守点検の求人が目に留まる。定年が75歳とある。これなら普通に選考してもらえそうな感じ。インフラに携わるので社会に貢献出来そうだ。
ネックは（夜勤あり）（泊り勤務あり）とある。休みも不定期でカレンダー通りではない。・・でも巷ではコロナ禍で就活が厳しいようなので、贅沢は言っている場合ではないと判断。
早速ハローワークの担当に問い合わせてもらう。すると、とんとん拍子に採用となった。おかげさまで「第二種電気工事士」と「危険物取扱者乙4」の資格が最大限に役に立ってくれた感じ。
現在は就職して半年目に突入しました。今回の仕事はとりあえず続いています。では、このまま何年も続けて行ける仕事であり、良い職場や仕事かというと微妙としか表現出来ないですね。
新しい仕事の概要をざっくりと紹介しますが、守秘義務等がありますので一部ボカして話しますのであしからず・・。
仕事の内容は東京都○○局が管理する（道路・トンネル・橋等）の電気設備関係や防災設備の点検整備です。まさにインフラ関係ですから、東京都の公務を担うことになります。
東京都はそれらの管理を大手企業に丸投げしていて、その大手企業がさらに下請を使って管理させています。東京都→大手企業→小企業という縮図。自分はその下請けの会社に就職しました。
その下請け末端の会社が大手企業に派遣する形なので、表向きの身分は大手企業の社員となります。仕事の内容には不満はありませんが、泊まり勤務が思ったよりも苦痛に感じています。
朝出勤して翌朝解放されるという、24時間の拘束がある勤務なのです。仮眠時間もありますが、緊急出動で寝ていられないこともあります。いつも泊り勤務ではなくて日勤の日もあります。
夕方出勤して朝帰りの夜勤もあります。日勤・夜勤・日夜勤の3種類の勤務形態なので、半年経った今も身体的に馴染めないです。そして一番苦痛に思うのがマスクの着用ですね。
食事の時と眠る時以外はマスクを着用しなくてはなりません。コロナ禍が収束しないので仕方ないですが、自宅ならずっと外していられます。このマスクの不快感については想定外でしたね。
それと職場が自宅から遠いこと、通勤に1時間以上かかることです。この（通勤時間）（泊まり勤務）（マスク着用）を記号で表すと（×）（△）（×）ですね。どれも歓迎できないです。
（仕事内容）（人間関係）（給与）（休日）は（〇）（〇）（〇）（△）といった評価かな。休日も変則的で土日が休みとは決まっていない。だから友人と出かけたりが難しい状況です。
休日が変則的なのに（×）ではなく（△）にしたのは、年間休日が120日と多くあるからです。採点は（〇）→3・（△）→2・（×）→2という感じで、何とも言えない状況です。
過去に問題があって辞めた理由の（仕事内容）（人間関係）はいいのですが、（通勤時間）（泊り勤務あり）（休日不定期）がネックです。やはり、長居は出来ないかなと思っています。
不規則な勤務体系なので疲れが抜けない毎日です。なので、遊びや趣味も中断していて、ただ働くだけの日々になっています。この状態は現在の年齢の過ごし方としては勿体ない。
以前このブログで「仕事は究極の暇潰し」なんて生意気なことを言ったけど、暇潰しどころか暇が無くなってしまった感じ。暇が無くなるのは勘弁です。遊べないと、人生面白くないです。
不自由なく動けて遊べるのは（たぶん）75歳位までかなと思う。最後の貴重な時間を仕事だけに費やすのは避けたいです。このままだと後悔しそう。何とかしないといけない。
それで現在は転職又は、何らかの自営独立の両面を考えるようになっています。そして、このまま転職しては能がないので、新しい資格を取得して転職に臨むことも視野に入れています。
就職前は「これが人生最後の仕事」「最後の就活」と考えていましたが、それは叶わないことになりそうです。ですので、この仕事・求職のカテゴリーの記事はまだ続くことになりますね。
あ～、いつまで続くのだろうか？・・いい加減に落ち着いて安定したいですよ。・・また新しい資格のチャレンジや転職の動きを始めたら、その時にまた報告しようと思います。ではまた。
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