今朝は久しぶりに青空と太陽が出現。少ない秋晴れを楽しむため日光浴を兼ねて近くの公園まで散歩してきた。無意識に日光を欲しているのか、晴れると嬉しい気分になってしまう。
予報だとこれも一時的で午後から曇って深夜は再び雨らしい。さらに週末以降は季節外れの台風が来て日本を直撃するような予想。しかも台風の去った後は夏日になる可能性も。
地球環境の何かが完全に狂ってしまったような感じがする。昭和30~50年は真夏の最高気温も30度位だったから、エアコンなしでも何とか過ごせた。夕方になると涼しくなったものだ。
エアコンなるものが必須になったのは平成に入ってからだ。昔は四季の移り変わりも明確に切り替わっていたけど、ここ最近は(季節外れの何とかが多くて)滅茶苦茶になっている。
日本の侘・寂(わび・さび)文化を守る意味でも、はっきりとした四季は無くならないように祈りたい。オーストラリアに引っ越した友人の話だと冬の最高気温は18度位だとか。
日本と季節が逆で日本の真夏(6~8月)がオーストラリアの冬の季節になるらしい。真冬でも18度だから(コタツに入ってみかん食べて)という風物詩とは無関係の世界になっている。
寒い日がほとんど無いオーストラリアだが、そんな気候が年寄には優しいらしい。1年中暖かいから(肩こり)が悪化しないし、寒い季節にありがちな脳溢血なんかも防いでくれる。
暖かいオーストラリアは健康に良さそうだが、日本で生まれて育った者としては健康に悪い寒い冬がないとピンとこない。それにしても最近の日本の気温の乱高下はもっと健康に悪そうだ。
さて、先日の格安Simの話題の続編です。データ量をハードに消費する若者ならいざ知らず、中年~老年の者が格安Simに乗り換えるなんて必要ないだろう、と突っ込み入れられそうですね。
定年期を迎えた初老の者だからこそ増収の見込みがないのだから出費は抑えたいのです。そう考えると老後の節約生活に格安Simに乗り換えは有効です。年金は少ないから節約は必須。
そこで何とか格安Simに乗り換えたとして今までと違うのが(キャリアメールが使えない)(ゴールデンタイムの通信速度が遅い)(一部の機能が使えなくなる場合がある)ということ。
一番の違和感は今まで設定して使っていたキャリアメールが使えなくなること。○○@docomo.ne.jpとか○○@ezweb.ne.jpというドコモやauから与えられたアドレスが使えなくなります。
キャリアメールとは(移動体通信事業者)が携帯端末向けに独自に提供しているもので、元々あった一般的なPC(パソコン)のEメールやwebメールとはちょっと性格が違うのです。
PCが苦手な人でも携帯電話のメールは抵抗なく普通にやっていますよね。そういう人は携帯電話のメールには慣れているけど、それ以外のメールには馴染みがないので取っつき難いはず。
格安Simに移行するということは、慣れていたキャリアメールとオサラバしなくてはなりません。これが最大の難所です。携帯電話に当たり前に付加されていたアドレスがないのです。
ここは頭を切り替えて(スマートフォンは電話付きの移動式のネット端末=簡易PC)という認識を持ちましょう。ですから何らかのメールアドレスを自分で用意しなくてはなりません。
管理人は最初にグーグルが無料提供しているgmailをそのまま使っていましたが、画面の感じや操作方法がキャリアメールとかなり違うので違和感バリバリでした。
キャリアメールに近い雰囲気のメールアプリがあるので、それにgmailを転送して使ってもみたけどイマイチ馴染まない。そこで最近は自宅のネット回線のJcomのアドレスを使用しています。
もし自宅にインターネットを引き込んでいるならば、そのプロバイダーのアドレスのほうがいいです。メールアプリのお勧めは(myMail)です。このアプリは見やすいし設定も簡単です。
注意することは、相手がドコモやauの端末の場合のwebmailやEmailをブロックする迷惑メール防止のフィルター設定です。相手がこの設定をしているとキャリアメールしか受信しない。
gmailやjcomメール等をいくら送って届かない。その場合は相手と相談してメールの代わりにラインを活用しましょう。ラインはメッセージも通話も無料。メール操作よりも簡単です。
ですから格安Simに移行した段階でキャリアメールは忘れて(ライン)にシフトするのです。(ライン)のほうが簡単です。慣れてくるとメール操作がいかに面倒臭いのか分かりますよ。
格安Simの会社はドコモ回線やau回線を借りて運営しているので、時間帯によっては回線の渋滞を引き起こしてネットが遅くなることがあります。このデメリットがあるから安いのです。
回線を道路に例えると、三車線ある道路を走行中にドコモは三車線全部を使えるけど格安Simは左側の一車線しか使えない、という感じ。道路と同じで早朝や深夜は回線が空いて速いらしい。
でも回線の速さはネットにガンガンアクセスする人が気にすること。一般的な初老のおじさん・おばさんが多用する電話とメールとラインだけなら問題ないです。これは気にしないことに。
次に機能で使えなくなるものがあるということ。キャリアメールもその一つですが、ドコモだとドコモのアプリの一部が使えなくなります。そして機種特有の使えなくなる機能もありました。
管理人はドコモでソニーのXPERIAを契約して縛りの2年が経過したので格安SimのDTIに移動しましたが、ドコモ契約では出来ていた(デザリング)が出来なくなってしまいました。
(デザリング)とはそのスマートフォンをネットのモデムのような役目にして、他の端末やタブレットにインターネットの電波を供給することです。これが出来なくなるのは想定外でしたね。
調べるとXPERIAの最新機種以外はドコモ契約の使用以外は対応していないようです。そういうことならと反骨精神の強い管理人の悪い癖で、昨日は一日中その解決に没頭してしまいました。
解決策はネットにありました。端末情報の(ビルド番号)を7回タップすると「開発者向けオプション」という新しいウインドウが開きます。そしてPCと端末をつないで作業します。
PCから端末の中を書き換えるのですが、PCには事前に必要なものをダウンロードして準備しておきます。しかし会社PCで何度やっても上手くいかない。何やってもどうやっても無理。
それで自宅に戻り自宅PCで同じことをやったら、1回であっさりと書き換え出来てデザリング可能になった。何だ、自分が悪かった訳ではなくて会社PCがおかしかったのか、という感じ。
これってよくある話なんです。その逆パターンもありました。ネット受付の写真プリント屋さんに画像データを送ることがあって、自宅から何度やっても途中でエラーになってしまう。
そこでデーターを会社に持って行って会社PCから送ったらスンナリ送れたり。同じwindows7の64ビットのマシンで同じようなCPUにメモリーも8ギガ積んでるのに個体差がある。
本当に不思議です。・・ちょっと話が脱線してしましました。今は格安Simにも対応するような統一規格の端末にしているようで、最新機種ならばデザリング機能にも問題はないようです。
マニアックにちょっと前の中古スマートフォンを手に入れて格安Sim運用する場合は気を付けて下さい。何か特有の不具合があるかもです。以上、格安Simの気になるデメリットの話でした。
ということで、何だかんだ言っても老後のためには格安Simはおススメですよ。
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