毎日の通勤の階段の上り下りの感覚の話です。
管理人は電車通勤ですから毎日それなりに歩いているし、休日も予定の無い日はウォーキングは欠かさず行っています。
寝室は3階ですから自宅でも階段の上り下りをしているし、通勤でも乗換等で何度も階段を上り下りしています。
しかし(年のせいか)その生活の繰り返しだけだと階段を上る時に身体が少しグラつくこともあって、手摺につかまった方が楽だし安定するのでつい手摺に無意識に手が伸びます。
階段の下りも基本的に早足で下るのですが、調子悪い時は足がもつれそうになり踏み外しそうになることもあります。若い頃はこんなことはありえなかったなぁ。
ところが山に出かけた後の通勤では(足は疲れていて筋肉痛になっているにも関わらず)、階段を上る時でも身体がビシッと安定して足を運ぶことが出来て手摺など意識しない。
また階段の下りでもリズミカルに駆け下りることが容易な感じになります。バランスなんて若い頃は普通に安定しているので気が付かなかったことです。
この話を要約すると、しばらく山に行かない場合と山に行った後とでは、山に行った後のほうが身体のバランス感覚が良くなっていることを実感した、ということ。
登山は「長時間の有酸素運動」を行うので(鍛えられる)(ダイエット効果)(美肌効果)が得られる。また大自然の中での運動だから(リラックス効果)や(気分転換)にも有効。
・・と、ここまでは他の(登山お勧めサイト)でも紹介されています。ですが、登山のおかげで「身体のバランス感覚の改善」云々の記述は管理人が調べる限りはなかった!
どうしてバランス感覚が良くなるのかのメカニズムが知りたいところですが、調べようがないので管理人の体験と感覚で推測してみようと思います。
考えてみると日常で身体バランス能力を酷使することなんてほとんどないですよね。平らな路面を歩く時や階段の上り下りの時に軽くバランスをとる程度です。
一方、山道は石や岩や木の根っこの上の凸凹を歩くことが多いので、(無意識に)常にバランスをとりながら歩いていることになります。
下りの滑りやすい場面は意識してバランスを維持しなくてはなりません。滑らないように意識していても、呆気なく滑ってしまうこともよくある話。
実は先日の霧の越前岳では急坂とヌカルミで2回も滑って尻もち着いてしまいましたよ。ズボンのお尻がドロドロになって情けないことになりました。
立ち止まっている時も靴の下の地面が凸凹傾斜しているので、やはりちょっとはバランスをとって立っている。要するに一度山に入れば身体は常にバランスをとっているわけです。
管理人の健康法の一つである「ヨーガ」にもバランス技というのがあって、(立木のアーサナ)という1本足で立つポーズがあります。
立木のアーサナは(バランス感覚を養い)(自律神経を整え)(体幹がしっかりする)という効果があります。バランス技は「ヨーガ」には欠かせないポーズです。
「ハイキング・登山」も(バランスとの闘い)で何時間も身体バランスをとり続けるわけですから、立木のアーサナと同じような効果が得られるということです。
登山は(バランスとの闘い)→我ながら名文句だったりして。改めて考えると当たり前なことなんだけど、その効果を取り上げているサイトは無かった。これから増えるかな?
「ハイキング・登山」は凸凹道や滑りやすい道を(つまづかない・転ばないように)気を付けて歩くので、結果的に身体バランス訓練を長時間行なったようなことになっている。
従って普段使っていない神経や筋肉を使うことにもなり、体幹にも刺激が入り(身体バランス感覚が蘇る)ということではないだろうか。以上、これを管理人の結論とします。
それで、山に入るお勧め頻度ですが(最低月に1回)です。出来れば月2回以上が理想。1回につき往復3時間程度の軽い山でOKです。これは中年以降の年齢が基準です。
管理人は1ヶ月以上間隔が開くと身体バランスが少し甘くなって、駅の階段の上り下りが少しおぼつかなくなります。それならば予防するには月1回以上行かないとなりません。
体幹バランスがしっかりしている若い人には必要ないことかも知れませんが、中年以降の年齢で足がおぼつかない人は「ハイキング・登山」をやってみるのも一考です。
中年紳士、中年淑女、おじさん、おばさん!山で歩いてきて下さい。(身体のバランス感覚が蘇って)日常でもサクサク歩けるようになるかもですよ。
早速、天気の良い日に「山に出かけてみては」どうでしょうか。
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