金時山登山のスタートの起点は↑公時神社です。静けさの中にひっそりと建っていて、いい感じの雰囲気ある神社です。もう来ないかも知れないので記念撮影でパチリ。
ここから頂上まではアップダウンはなく、ただひたすら上りだけです。登山者はそこそこいて10数名の中で抜いたり抜かれたりの感じで歩を進めます。初心者が多い感じ。
登り始めて間もなく「金時神社奥の院入口」の標識があります。一般的に奥の院は山頂又は山頂付近のような高い場所にありますが、ここの奥の院はそのパターンではないようです。
そこに行くには本道から分岐して入らなければならないので他の登山者は誰も立ち寄りません。史跡好きの自分は帰りに寄ることにしてそのまま歩き続けます。
ちなみに奥の院は巨大な丸い岩が御神体で、岩の上に祠とマサカリが置かれていました。何か、取って付けたような不自然さを感じます。たぶん歴史があって古い物ではないと思います。
途中に金太郎伝説の遺跡だとされる巨大な丸い岩がいくつか祭られています。頂上に近づいてくるとやや急斜面の登りとなります。所々にロープの設置あり。
途中から時折、芦ノ湖方面を望める場所があります。今日は晴れてはいるが大気の透明度がイマイチ。やはり真冬の透明感を期待するのは無理っぽい。頂上で富士山は見えるだろうか?
頂上まで50mくらいの地点で茶屋の建物が見えてきます。いよいよゴールだ。ふぅ、山頂からは何とか富士山を拝めました。ちょっぴりモヤった感じの富士山でしたけどね。
はっきりくっきりではなくて1枚ベールがかかったような。ちょっとピンボケ風の富士山でした。とりあえず大きな富士山を見れて良かった。写真だと意外にはっきり写っていてビックリ。
山頂はまあまあ空いていましたが、それもつかの間ですぐに団体さんが登ってきて混雑状態に。さすがに人気の山です。久しぶりの混雑した山頂を味わいました。
茶屋が2件あり利用も考えましたが、何と茶屋も満員状態でごった返しています。とりあえず混雑を避けて富士山の見える頂上からちょっと下った緩斜面で昼食休憩することに。
頂上には他にトイレと看板前に記念撮影用のマサカリのレプリカもありました。若者がそのマサカリをふざけて振り回して茶屋の人から怒られていましたね。何やってんの?ダメよ!
以前壊れて作り直すのに何万円もかかったんだから・・ということです。管理人も記念撮影のために持たせてもらいました。金属製だからズッシリと重いです。
帰り道は駐車場を目指して同じ道を戻るので、金時山の登山道のレポートはここまでとします。とりあえず天気もそこそこ晴れてくれて良い登山日和でした。
さて、この金時山ですが金太郎伝説の山だから霊峰にあるようなにパワーを期待しましたが「微妙」な感じでした。「霊峰」というよりも(観光地)という表現が近いような。
観光地化してしまって人が多く立ち入るようになったために、パワーの源になる自然の「気」が減少してしまったような印象。そのせいか小鳥のさえずりもほとんどなかったような。
季節的には小動物の息吹を感じるシーンがもっとあってもいいはず。この山は雰囲気があってパワースポットには違いないけど、訪れる人が多すぎて全体的に自然のパワーが薄いような印象。
休日を避けて入山すればまた違う印象になる可能性を感じる金時山でした。
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