養生が終わったら塗装開始です。その前に道具と用意するものをチェックします。
(下塗り塗料)(上塗り塗料)(ローラー大と小)(刷毛)(塗料を入れる容器)(脚立)(ビニール手袋)(濡れ雑巾)(水を入れたペットボトル)(作業着)
ペンキを塗る作業はどんなに気を付けてもペンキが飛び跳ねて体に付着します。ですから汚れてもいい服装に着替えて頭にタオル等を巻いて保護します。
衣服に付いたペンキは洗濯しても落ちないので、作業が終わったら捨てられる服にして下さい。髪の毛に付着したペンキも簡単にはとれなくなるので付着しないようにして下さい。
肌に付着したペンキはお湯とスポンジで擦ればとれます。ですがあまり擦ると肌が荒れてヒリヒリするので、肌はなるべく露出させないように長袖長ズボンで行うのが無難です。
先ずは(下塗り塗料)から塗ります。(下塗り塗料)は下地を調整して(上塗り塗料)の吸い付きを良くします。下地がモロくなっているのを固めたり汚れやカビを封じ込めます。
使用したものは外壁用なのでクラックやひび割れに浸透して固める作用があり、セメントとペンキの中間的な感じの塗料です。使い勝手は固いソフトクリームのような感じです。
一般的に塗料(ペンキ)というと、サラサラしているイメージですが、今回使用するのは下塗りも上塗りも(弾性塗料)というネッチリモッチリしたような塗料になります。
一斗缶の塗料は使う分だけ専用の容器に移します。水分が蒸発して固くなっている場合は水を少し入れて、棒でかき混ぜて柔らかくしてから容器に移します。
専用容器に移した後も固い感じなら水で薄めてかき混ぜます。この塗料はソフトクリームよりちょっと柔らかい程度がちょうど良いです。塗料が固いと塗りにくく面積も伸びません。
天井の端や隅や細かい部分は予め(刷毛)で塗っておき、それ以外はローラーで塗っていきす。塗料が垂れて壁等に付着したら乾く前にその場で濡れ雑巾で拭きとります。
(下塗り塗料)は下地調整が目的なので塗っても綺麗には仕上がりません。感覚としてはなるべく均一に塗ればいいという感じです。塗っても下地の黒ずみは透けて見えています。
夏ですと1時間程度で乾きます。管理人は2時間放置して上塗りに移りました。それにしても暑い。汗だくです。例年より涼しい夏だけど長袖を着ての作業はキビシイです。
さて、いよいよ本番の上塗りです。ペンキ塗り作業の醍醐味はここから味わえます。塗ったところから綺麗になって行くので、満足感と達成感に満たされながらの作業になります。
天井全面に一度塗ったら塗り残しや塗りムラをチェックして調整します。その後1時間ほど放置して二度目の塗装を開始。塗装はどんなものでも二度塗りが基本なのです。
二度塗りが終わったら再度天井全面をチェックして塗りムラがある場所を(ダメ直し)をします。塗りムラはその場所を中心にローラーを転がせば均一にフラットになります。
上塗りが終わったら速やかに養生テープを剥がします。養生テープを放置するとペンキが固まった時に天井の塗装面とテープが一体になってしまうのです。
塗装面とテープが一体になってからテープを剥がそうとすると、天井の塗装面も引っ張られて一部が一緒に剥がれたりします。ですから養生テープはなるべく早く剥がすことが鉄則。
養生テープを剥がして養生シートを撤去等の後片付けも面倒です。この後片付けが結構汚れます。ペンキだらけの養生テープを剥がしたりするわけだから汚れて当たり前ですね。
これで作業は終了です。浴室の天井が新築時のように綺麗になりました。塗装前・塗装後を見比べて下さい。この達成感がDIYをやってしまう原動力となります。
天井が綺麗になるとヒビだらけの壁タイルが気になってきます。リフォームってやり出すと切りが無いですね。以上です、オシマイ。
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