「越前岳」(えちぜんだけ)標高1504,2m、富士山の南隣にある愛鷹山塊(愛鷹山連峰)(愛鷹連山)の1峰で一番標高の高い山。富士箱根伊豆国立公園指定地域内。
広義には9つの山で構成される(愛鷹山塊)全部を指して「愛鷹山」(あしたかやま)としているが、狭義には山塊の南側にある「愛鷹山」標高1,187mを指すらしい。
裾野市では広義で「愛鷹山」=(愛鷹山塊)を指しているが、沼津市では狭義の考えで沼津市に位置する(愛鷹山塊の1峰の愛鷹山)を「愛鷹山」としている。
週末の天気予報が微妙だったが、他の用事で箱根に宿を予約しているので(富士山の近くに行くなら登山もしたい)ということで決行してみた。
管理人の天気図の見立てでは、午後には天気が回復して目の前に立ちはだかる絶景の富士山を拝めるという予想だ。そして天気予報が悪いから道も空いていて渋滞も心配ないはず。
車移動で東名高速の裾野インターで下りて「十里木高原」駐車場へ。天気は午後遅くから回復していく予報で、道中は曇り空に時々小雨という感じで渋滞もなし。
今回の「越前岳」は富士山の絶好の展望地なので人気が高い山らしい。最短で登ることが出来るコースのスタート地点が「十里木高原」駐車場だ。キャパ台数は30台位しかない。
「十里木高原」駐車場に着いたのが9時30分頃だった。駐車場は遅いと満杯という事前情報だったが、天気が悪いからガラガラで5台しか停まっていない。
駐車場は無料でトイレ完備。登山者のために登山地図看板等が配置されていて好印象。しかし駐車中の車は登山者の車ではないような感じだ。単なる休憩中の車か。
雨こそ降っていないが時々ガスが発生して視界が悪い。当然のことながら富士山も見えなければ越前岳の山容も全く見えない。風も強くてちょっと不安になる。
今日は駐車場に戻ってくるピストンルート。(駐車場→十里木高原展望台→馬ノ背見晴台→越前岳)の往復。途中で晴れて富士山が見えてくれることを期待したい。
登山者がいないということは、看板にある「熊出没注意」が非常に気になるところ。生憎なことに(熊よけ鈴)は持っていない。十分に注意して気をつけないといけない。
とりあえず、登山靴に履き替えて出発です。この十里木高原駐車場から(十里木高原展望台)まで丸太の階段が30分くらい続く。
このような道は当然ながら丸太階段は通らずに横の斜面を登ります。自分の歩幅でマイペースで歩いた方が疲れません。しかしこの日は湿って滑るので時々丸太を利用。
最初の目的地の(十里木高原展望台)に着くが眺望なし。完全にガスの中に突入した感じ。こんなに視界の悪い登山は久しぶりというか40年ぶりかな。
雨は降っていないが霧の中なので湿っぽい。風も強い。こんなところで休憩なんてしてられないので先を急ぐことにする。
この続きは次回に。
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