嬉しいニュースは少ないけど、ムカッとするようなニュースは溢れています。その中でも善光寺の落書き事件は残念です。子供じゃあるまいし、どうしてそのようなことをするんだろうか。
多くの国民が大切にして誇りに思っている史跡や建築物を破壊したり汚したりという行為は許せませんね。宗教がらみのことか反日の嫌がらせでしょうか。本当にやめてもらいたいです。
善光寺は幼少の頃に両親と3人水入らずの旅行で連れて行ってもらった場所です。父親は基本的に家族で旅行を楽しむ人ではないので、それが両親と一緒に出かけた唯一の旅行でした。
善光寺では真っ暗な廊下を歩いて鍵を触るという「お戒壇めぐり」を体験しました。まだ小学校に行く前だったので暗い廊下を歩く意味が分かりませんでしたね。50年以上も昔の話です。
今年は天候不順で旅行の計画も中止の連続で、好天も長くは続かないようなので秋の遠征も諦めようと思っています。連休に「磐梯山」を登って紅葉を楽しむ予定でしたが中止にしました。
そこで今日の記事は昨年の10月7日に行った「安達太良山」を紹介します。紅葉には1~2週間ほど早かったようですが、中腹以上は鮮やかな色づきを見せてくれました。
「安達太良山」(あだたらやま)標高1,700m。(日本百名山・新日本百名山・花の百名山・うつくしま百名山)に選定されている。別名「岳山」、愛称「乳首山」と呼ばれている。
一応は活火山だが2000年以降は噴火もなく落ち着いている。紅葉の季節になると「栗駒山」と共に必ずニュースで取り上げられる東北の山です。東北の紅葉は赤が鮮やかだから綺麗です。
関東地方の山の紅葉は赤色が少ないのです。山吹色がメインになるのでイマイチ冴えない。燃えるような赤色がたくさんある紅葉は近場では絶対に見ることが出来ません。
紅葉が人気の「安達太良山」ですが、紅葉シーズンの休日は大変混雑することも有名です。そこで休日の前日に有給休暇をとって出かけました。昨年は7日が金曜日で土日月が連休でした。
安達太良山ロープウェイの始発時間が8時半なので、それに間に合うように車で東京を早朝に出発。東北自動車をひたすら走って二本松ICで下りて一般道へ。そこから約2~30分で到着。
東京からは何だかんだ250Km以上の距離があるので、空いていても片道3時間以上かかります。一人で運転して日帰りにはちょっときついです。管理人は下山後にホテルに1泊しました。
今回は(あだたら高原スキー場)から「安達太良山」を目指します。ロープウェイに乗って一気に標高を稼いでしまおうという軟弱楽ちん計画です。便利なものは使わないと損ですからね。
ロープウェイ乗り場には8時頃に到着。普段の日であることと紅葉の最盛期より少し前だったのでガラガラでした。天気にも恵まれて有給休暇をとってはるばる来て大正解でした。
この1週間後の土日はロープウェイの待ち時間が3時間超えになったそうです。順番を待つ長蛇の列がニュースで放送されていましたね。どんなに綺麗でも3時間は待ちたくないなぁ。
ロープウェイの料金は片道1,000円で往復1,700円です。中腹で紅葉を見てUターンする観光客は往復切符ですが、管理人は山頂から別のルートで下りてくる計画なので片道分を購入。
ロープウェイと言っても4人乗りのゴンドラというのが正しい表現です。一度に多人数を運ぶものとは違い、4人乗りのゴンドラがリフトのように次々と現われて運んでくれるという感じ。
ちなみ乗り場から山頂方向を見上げても、緑一色で紅葉なんか1ミリもしていません。この時は「せっかく来たのに紅葉してないのか、ちょっとガッカリだなぁ」と思いましたね。
ロープウェイ(ゴンドラ)では同じ歳位の夫婦と同席しました。茨城の人でした。地元でも紅葉が綺麗だけど、毎年のニュースで安達太良山の紅葉が気になっていたので来てみたらしいです。
約10分程度でロープウェイ山頂駅に到着。茨城のご夫婦とはここで別れてからは二度とお会いすることはなかった。たぶん中腹でUターンしたのだろう。山頂駅から約5分で薬師岳です。
ここからは本格的な登山になります。この続きは次回に報告します。
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