上日川峠を出発して30分位で「福ちゃん荘」の分岐に到着。
この「福ちゃん荘」でその昔、連合赤軍が立てこもったそうな。ここの分岐を左に進み雷岩を目指す。
道中は途中まではなだらかで最後の方でちょっと勾配がきつくなる程度で快適です。分岐から約1時間で稜線の雷岩に到着。
雷岩は1枚岩という感じではなくて、ゴツゴツした岩が露出している場所という感じ。西側の眺望は最高にいいです。
雷岩から約10分で大菩薩嶺です。大菩薩嶺は木々に囲まれて展望は望めませんが、日本百名山の標識との記念撮影のため必ず立ち寄ります。
記念撮影を済ませたら来た道を引き返して雷岩に戻ります。ここから大菩薩峠まで約40分ですが富士山と南アルプスを眺めながらの快適な尾根歩きの開始。
この先は遮るものがない明るいカヤトの尾根が続くので紫外線対策や帽子は必須です。この道はどこでも絶景ポイントになります。
途中で南アルプスを正面に観ながらの昼食休憩です。日影が一切ないので太陽が眩しい中でのランチタイム。今回は5月ですが6月~9月は暑さ対策も必要ですね。
雷岩から大菩薩峠までは大したアップダウンもなく、景色も道も変化のないだらだらとした感じの道です。ゴロンと横になって昼寝したい気分にさせられます。
賽の河原を通り過ぎてしばらくすると前方の下の方に大菩薩峠と小屋が見えてきます。この旅もいよいよフィナーレです。
大菩薩峠は人でごった返していました。標識の前の記念撮影も何番目かの順番待ちです。ここには名前にちなんだ菩薩像や地蔵さんがたくさんあります。
ここから駐車場まで約1時間の下りです。下りの道は書くべきことは特に何もないので省略します。
今回も大いに楽しませてもらった「大菩薩嶺」「大菩薩峠」ですが、この山の魅力は一言では語れません。
歴史・眺望・明るい尾根歩き・楽チンなコース・茶屋や宿泊施設の充実・都心から比較的近い・日本百名山・国立公園・etc・・。
そして何よりも雰囲気の良い清々しい感じのする山域です。パワースポットに対して使う表現で例えれば「波動がいい場所」ということでしょうか。
そんな雰囲気も多くの登山者や観光客を惹きつける要因の一つになっているような気がします。
今度は秋の紅葉の時期に行ってみたいですね。
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